ブラック企業の風評影響で赤字、ワタミ「居酒屋の客足だけでなく介護や食事宅配サービスの売り上げにも影響した」


上場以来初の最終赤字に転落したワタミ。
株主総会で語ったブラック批判への胸中とは。


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msn産経ニュース 2014年06月29日配信

居酒屋チェーン大手のワタミの株主総会が29日開かれ、上場以来初の最終赤字に転落した平成26年3月期の業績について創業者の渡辺美樹氏が陳謝、「『ブラック企業』との風評が広まり、居酒屋の客足だけでなく介護や食事宅配サービスの売り上げにも影響した」と述べた。

(中略)

 その上で、“ブラック批判”のきっかけとなった6年前の新入社員の自殺について「事業規模が大きくなり、従業員一人一人に目が届きにくくなっていた。その後、週休2日のルールを明文化した」「私が一生背負う十字架だ」と反省の弁を述べた。

 総会でも、社員向けの理念集にあった「365日24時間死ぬまで働け」という表現について株主から質問が上がり、経営陣が「休みの日でもお客さまへの思いを忘れないように、という意味だったが、批判を受け改訂した」と釈明した。

※全文はソース(引用元)をご覧ください
1998年に上場以来、初の赤字を出したワタミですが、その額はなんと49億円の予想見込とのことです。前期は35億円の黒字だったこともあり、ブラック企業の風評被害がかなりあったであろうことが見受けられます。

今回のニュースの中に、社員向けの理念集の改定の件の記載があったので、調べてみました。
以下よりワタミが発表した改定のお知らせの引用です。


理念集の改訂について
理念集 119 ページには「365 日 24 時間死ぬまで働け」という表現がありました。上司が部下に愛情を持って接して欲しいというメッセージになっており、365 日 24 時間死ぬまで働くことを従業員に求める内容ではありません。また、120ページには、【私も本気で「365日 24時間」働いて欲しいなどと考えていません。】と本意を交えた記載が元々ありました。しかしながら、理念集の当該ページに書かれている本意が伝わらず、従業員をそのように働かせているという誤解のもと、理念集が紹介されることがありました。

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