上海の美術館が、実在する女性数千人の容姿を順位付けした作品を宣伝したところ、批判コメントが多数投稿され、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
中国政府の援助を受ける上海の美術館「OCAT上海館(OCAT Shanghai)」で展示されている作品に批判が相次いでいる。
問題の作品は、男性アーティストの宋拓氏による長さ数時間の映像作品で、ある大学で撮影された匿名の女性たちの写真や動画約5000点を使い、映った女性の魅力度を順位付けする内容。タイトルは中国語で「校花(学校の花)」だが、英語では「Uglier and Uglier(より醜く)」と題されている。
OCAT上海館は2013年以降、同作を複数の展示会に出展してきた。今週、作品をオンライン上で宣伝したところ、SNS上で抗議が殺到し炎上した。
情報拡散の経緯
問題となる作品を公開する。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、謝罪する。
ネット上の反応
このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「こういうのは表現の自由でもやってはいけないと思います」
「自分が望まないのに勝手に評価される事と、順位がつくイベントに参加する事は別問題」
「こういうのってさ女性はダメでも男性なら OKなんだよな」
「残念ながらいくら禁止にしたところで容姿による順位づけは行われる」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
問題の作品は、「女性への軽蔑と侮辱」を含んでいることから同作を撤去したと表明したが、2021年6月18日夜までに9000万回視聴された。
参考URL
- https://news.yahoo.co.jp/articles/500e762af323b224d8bcccaeadb017e3170e2afd
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