『クレベリン』を医療機関へ無償で提供すると発表した所、ネット上で反発の声が多数投稿され、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
『クレベリン』は二酸化塩素を噴霧することによって、モノに付着したウイルスや菌を除菌する空間除菌剤。大幸薬品によると、「6畳相当の閉鎖空間でクレベリン置き型製品により、浮遊・付着ウイルスの一種、浮遊・付着菌の一種を180分間で99.9%除去できる」とのこと。
配布の対象となっているのは、「置き型」「スティックペンタイプ」「ミニスプレー」の3種類で、12万個ほどを全国の医療機関に提供する運びとなっている。
しかし、「消毒剤噴霧」「空間除菌」の効果は証明されていないうえ、人体に影響があるとさえ言われている。
外傷学会専門医の木下喬弘氏は、Twitterで「繰り返しますが、WHOは「消毒剤を人体に対して空間噴霧することはいかなる状況であっても推奨されない」と書いており、厚労省もこれを引用しています」と警鐘を鳴らしていた。
医学的根拠に乏しい『クレベリン』を全国の病院に提供する行為に対して、ネット上では、批判コメントが多数投稿され、炎上騒ぎへと発展している。
情報拡散の経緯
『クレベリン』を配布すると発表。
効果は証明されていないなどと詳細が拡散される。
ネット上で、批判コメントが相次ぐ。
炎上騒ぎへと発展。
ネット上の反応
「一線を超えていると思います…。」
「売れたらなんでも良いんですか…。会社に理念とかないんですか…」
「バカじゃないの? これは大幸薬品の宣伝です。」
「空間除菌で新型コロナは予防できません。むしろ人体には悪影響だし、子どもにとっては心配しかない」
などと言ったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
『クレベリン』を配布すると発表してから、大幸薬品の株価が大暴落。これに対して、「本当に効果あるなら、大幸薬品の株価が落ちるはずがない。」などといったコメントも多数投稿されている。
参考URL
- https://news.nicovideo.jp/watch/nw8975372?news_ref=search_search
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