スペインの航空会社がアレルギーの少年に非情な対応し炎上


ナッツアレルギーの少年が、スペインの航空会社から降機を強いられたとネット上に投稿され、航空会社に対して批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


スペインの航空会社がアレルギーの少年に非情な対応し炎上

問題発生の経緯

2018年10月29日、身内の結婚式のためペルーに2週間滞在していたウエストンさん一家6人は、リマ空港からマドリード経由で英ロンドン・ガトウィック空港に戻るため、スペインの航空会社「イベリア航空」に搭乗した。同航空会社はブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)と姉妹会社であることから、ウエストンさん一家はBAを通して航空券を予約し、その時に13歳のアイザック君に深刻なナッツアレルギーがあることを伝えた。BAはイベリア航空にその情報を伝えることを一家に確約していたが、イベリア航空はその連絡を受け取っていなかったようだ。

そのためウエストンさん一家は搭乗後に機内のCA(客室乗務員)にアイザック君のアレルギーのことを説明し、「機内サービスでナッツを提供することを止めてほしい。
他の乗客にもナッツアレルギーの乗客が同乗することをアナウンスしてほしい」と依頼した。ところがCAは「会社のポリシーではない」と拒否した。

ウエストンさん一家とCAは10分ほどの間、機内で口論となった。しかし埒があかず、一家は降機を余儀なくされた。自分のせいで飛行機に乗れなかったことにショックを受けてリマ空港で涙する弟に、レオナさんは「あなたのせいじゃない。あなたは何も恥じることなどないのよ」と慰めなければならなかった。

この事が、ニュースで報道されると、航空会社に対して批判が殺到。炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

アレルギーの少年に非情な対応。
この事が、ニュースで報道される。
SNS等で世界中に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

イベリア航空のスポークスマンは「今回、乗客一家が『ピーナッツのない環境は保証できない』とCAに言われたことで口論となり、そのことをパーサーが機長に伝えにキャビンに行った間に乗客は飛行機から降りたようです。一家にはご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします」と話している。

ネット上の反応

「別にナッツが無くても他の乗客は我慢できるだろうし、もう機内でのナッツは廃止にすべきだと思う」
「でも今回の場合、事前に連絡しておいたのにきちんと情報が届いていなかったんだから、航空会社が悪い!」
「他の乗客がナッツを食べようと食べまいと勝手だけど、連絡受けてたんだからアナウンスはしなきゃ」
「誰かがナッツで死ぬか生きるかになるなら、ナッツなんかサービスされない方がいい」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、航空会社よりも、家族を批判するコメントが多数投稿されている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/15697253/