東京電力が公式Twitterなどに、使用済み核燃料プールの写真を「#工場萌え」とハッシュタグを付けて投稿したことで批判が殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
東京電力が2018年10月29日、自社の公式TwitterやInstagramに、福島第1原発4号機の使用済み核燃料プールの写真を投稿した際、検索の目印となるハッシュタグを「#工場萌え」と付け、不適切との批判が相次ぎ、炎上する騒ぎとなった。
写真は2017年10月撮影。原子炉建屋内で燃料搬出を終えたプールの水面などが写っていた。「工場萌え」は近年、工場の景観を愛好する行為に使われており、投稿に対し「原発事故の反省がないのか」「被害者をばかにするな」などの書き込みが殺到した。
情報拡散の経緯
東京電力が公式Twitterなどに、核燃料プールの写真を投稿。
「#工場萌え」とハッシュタグを付けていた事が判明。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
被害者側(炎上させられた側)の情報
広報担当内では投稿内容のダブルチェックも実施していたが、「配慮不足」で今回の投稿に至ったという。
同社は投稿の約2時間後に訂正し「みなさまに不快な思いをさせ申し訳ない」との謝罪文を掲載した。
ネット上の反応
「ダブルチェックをしてこれ?」
「東電さんはSNSに関わらないほうが良い」
「常識のある人間ならこの投稿の発想は思いつかない」
「東京電力は一度解体する必要がある」
「ダブルチェックはしていたって、かえって自らの傷口を広げる言い方だぞ。」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
ハッシュタグは削除したものの、「設備や技術を伝えるために必要なこと」として、写真や投稿自体は現在も残っている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/15516726/
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