狩猟後の獲物を前に笑顔で自撮りし炎上

米国のトロフィーハンターが、銃で撃ち殺した野生のヤギやシカを前に、笑顔で自撮りした写真をInstagramに投稿し、炎上騒ぎとなっている事例である。

問題発生の経緯

米フロリダ州に住み、釣りとハンティングのアドベンチャー番組『Larysa Unleashed』で女性司会者として活躍する自称プロのハンター、ラリーサ・スウィトリックさんは、ハンター仲間を引き連れて英スコットランドのアイラ島でハンティングを行った。一行は数週間にわたりスコットランドに滞在し、ツアーガイドが島内を案内したとされているが、その間彼らは狩猟に専念していたようだ。

野生動物のハンティングのために世界中を旅しており、カナダで射殺したアメリカグマの亡骸との自撮りも投稿してきたラリーサさんは、Instagramで「ここ、スコットランドのアイラ島には美しい野生のヤギがいるの。狩猟がとっても楽しいわ!!」「ヤギたちは島の崖っぷちに生息しているんだけど、うまく隠れるのよ。でも2日間かけて大きなヤギを仕留めたわ」というコメントとともに、仕留めた獲物を前にして笑顔の自撮り写真を公開。
さらに、ハンター仲間が獲物を射止めた姿もアップして「ジェイソン、よくやったわ。おめでとう！　金メダル賞ものね。ユニークなハンティングだったわよね」と言葉を添えた。Instagramには、4頭の雄ジカ、2頭のヤギ、1頭のヒツジの亡骸と一緒に誇らしげにポーズを決めるラリーサさんやハンター仲間たちの写真が投稿されると世界中から批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展している。

情報拡散の経緯

米国のトロフィーハンターが、Instagramを更新。
銃で撃ち殺した野生のヤギやシカの写真を投稿した。
この投稿が、SNS等で世界中に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展している。

ネット上の反応

「ただただ、邪悪。トロフィーハンターは動物を殺して満足しているサディストたちでしかないわ」
「吐き気がする。ヒツジを射殺？最低だな」
「美しいスコットランドの野生動物を殺すな！　二度と来るな！」
「どこでするにしても、トロフィーハンティングなんて許し難いこと」
「動物を殺して喜ぶなんて、脳が腐ってる奴らだ」
「ヒツジやヤギを撃ち殺して楽しむなんて…どこまで人として最低なわけ？」
「動物をこんなふうに殺す奴は人も平気で殺しそう」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果（その後もしくは現状）

この騒動を受けてスコットランド行政府スポークスマンは、「法律の明確化もしくは変更が必要か否かを検討する方針です。」とコメントを発表した。

参考URL

http://news.livedoor.com/article/detail/15508741/

ページのトップへ

Author Profile

netrisk