社員のまぶたを監視し、居眠りをさせないというシステムの開発が報じられ、ネット上で批判の声が殺到している事例である。
問題発生の経緯
仕事中の人のまぶたを監視し、眠気を検知したら刺激を与えるというシステムの開発を朝日新聞などが報じた。このシステムに対しネットでは、根本的な労働環境の改善にならないとの批判や、監視されて働くことへの疑問の声があがっている。
NECとダイキンは、共同研究によりオフィスでの知的生産性向上には、空調による温度刺激が効果的であることを実証したと発表。この検証をもとに、まぶたの動きから眠気の兆しを検知し、自動で空調の温度を下げたり、照明を明るくするといった刺激を与えるシステムを構築した。朝日新聞によると、パソコン画面にカメラを付けてまぶたの動きを追い、AIが分析するとしている。
このシステムにネットでは、睡眠を十分に確保できるよう労働環境を改善するべきといった批判の声があがっている。また、AIに監視されて人が働くことへの疑問も多数寄せられ、炎上騒ぎとなってしまった。
情報拡散の経緯
居眠りさせない「まぶた監視」の開発が報じられる。
ニュースが、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
ネット上の反応
「エアコンで叩き起こして生産性が上がるのか?まさに北風」
「ブラック企業をのさばらせるだけの対症療法」
「技術としてはすごいと思うけど、ディストピア感と刑務所感がハンパない」
「オフィスじゃなくて国会に必要なんじゃないのか」
「日本企業の従業員に対する姿勢が端的に表れている。」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
「まぶた監視」という言葉を使い、実証を元にしたプロトタイプのシステムから紹介するなど、炎上したのは朝日新聞の影響が大きいとの指摘もあがっている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/15068802/
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