山形大のパワハラ 1日分給与半減の懲戒処分に批判殺到


山形大学は、パワハラをした男性教授を1日給与半減の懲戒処分にしたと発表したが、処分が軽すぎると批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

山形大学は2018年7月23日、研究施設『山形大×EV飯豊研究センター』のセンター長で50代の男性教授を、職員へのパワハラで1日分給与半減の懲戒処分にしたと発表した。減給額は約1万円だという。

この処分は、2016年から2017年にかけておこなわれた7件のパワハラによるもの。その内容は、職員4人に対して、「ボケが!!」「役立たず」などの書き置きを机に残したことのほか、人前で「偏差値40」「小学生以下」などと侮辱したこと、メールで「無能で非常識なお馬鹿さんへ」と送ったことなどだという。

同大学では過去に、セクハラ問題などで6カ月の停職処分を下したことがあるため、減給1万円は異例の軽さといえる。

河北新報によると、職員組合の委員長は「あり得ないほど軽い処分で到底、受け入れられない」としており、2018年7月24日には、保護者や学生からの批判が殺到していると報じている。

情報拡散の経緯

パワハラをした男性教授を懲戒処分にしたと発表。
1日分給与半減の懲戒処分。
この事が、SNSやマスコミ等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展している。

ネット上の反応

「実質「無罪放免」にも等しい」
「結果的にパワハラを容認する、糞以下の大学法人であることを声高らかに宣言した」
「罰金1万円でパワハラし放題の山形大学」
「自浄能力の無さをアピールしてどうすんだか」
「こんな大学に進学したい学生はいるのかな」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

同大学では、2015年に男性助教のアカハラによる男子学生の自殺が1件、2017年にも警察が自殺の可能性があるとした転落死が2件発生している。
こういった過去の出来事を含めて、対応を間違えて、さらに大きく炎上した事例から学んでいないとの指摘されている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/15077272/