中国の女性作家が、SNSに「慰安婦はマシ」などと投稿したことで批判が殺到し炎上。この騒動で、アカウントも凍結されることになってしまった事例である。
問題発生の経緯
『香港01』(2018年5月22日付)などによると、美人すぎる作家として知られるAyawawa氏が18日、中国版Twitter『微博(ウェイボー)』に、こんな投稿をした。
「日本軍の虐殺から男性は逃れることができず、一つの穴に遺体が1000体埋められた。女性は乱暴されたけど、生き延びることができた。歴史は、私たちにこうした過去の真実を教えてくれる」
さらにあるネット民は、同氏が女性向けのセミナーで、参加した20代の女性に対してこう呼びかけたと暴露した。
「慰安婦はかわいそうだと思う? 考えたことある? 男性はもっと惨めで、みんな撲殺された。でも女性には、少なくとも命は残されていた。だから戦争になっても、女性には優位性があるの。そこをうまく利用すれば、生き延びることはできる」つまり慰安婦にさえなれば死ぬことはない女性は、殺されるしかない男性よりもマシというわけだ。
一連の発言に、ネット民はすぐさま反応。SNSアカウントには批判コメントが殺到し、大炎上となっている。
情報拡散の経緯
中国の女性作家が「慰安婦はマシ」などと投稿。
300万人超のフォロワーに、この投稿が拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて謝罪し、アカウントを1カ月間停止すると表明。
しかし、運営側からはアカウントを6カ月間凍結すると発表される。
加害者側(炎上させた側)の情報
批判の高まりを受け、同氏はすぐに謝罪。微博のアカウントを1カ月間停止すると表明した。
しかし、当局は300万人超のフォロワー数を抱える同氏の影響力を恐れているようで、微博を運営する新浪は2018年5月22日、同氏の公式アカウントを6カ月間凍結すると発表。くだんの発言だけでなく、彼女のこれまでの投稿が一切見られなくなった。
ネット上の反応
中国のネット上では
「たったの6カ月間?」
「女の武器を使ったんだろ」
「このアカウントは永久に禁止するべきだ」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
問題となった投稿に、中国共産党の青年組織「共青団」の微博アカウントが同氏を批判する投稿をすると、4,000回以上リツイートされた。
参考URL
- http://www.cyzo.com/2018/05/post_163462_entry.html
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