東大本郷キャンパスの食堂に飾られていた画家・宇佐美圭司氏の壁画が処分されたことを問題視する声がSNSで拡散され、炎上している事例である。
問題発生の経緯
宇佐美氏は大阪・天王寺高出身で上京後、1960年代から画家として活躍。米国の抽象表現主義の影響を受けながら、欧米でも高い評価を得た。70年の大阪万博では「鉄鋼館」の美術監督を務めた。福井県に移住し、2012年に72歳で亡くなっている。東大の壁画は安田講堂前の地下にある中央食堂で77年から飾られていた。
食堂の改修工事は2017年8月から始まった。2018年3月末のリニューアルオープンを前に、この壁画を気にした人が東大消費生活協同組合に「今後の行方」をウェブ上で質問。同組合は3月15日付で「新中央食堂へ飾ることができず(全体にわたって吸音の壁になることや、意匠の面から)、また別の施設に移設するということもできないことから、今回、処分させていただくことといたしました」と返答。
この対応についてSNSなどで怒りや残念がる声が噴出し、炎上騒ぎへと発展している。
情報拡散の経緯
東大本郷キャンパスで壁画を気にした人が質問。
東大消費生活協同組合が処分したとコメント。
この回答が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
加害者側(炎上させた側)の情報
同組合に問い合わせたが「担当者が不在」で回答はされていない状態。
ネット上の反応
「普通に酷い」
「日本の芸術の観点とは、そんなものなのかもしれない」
「東大も、その程度なのかと思う」
「出たよ「担当者が不在」連絡手段いくらでもあるだろ」
「改修工事には担当責任者のハンコだけで学長のハンコは不要なのか?」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
「宇佐美圭司壁画処分問題」のハッシュタグも付けられ、2018年4月27日にはTwitterのトレンドに入った。
参考URL
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180427-00000129-dal-ent
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