米スタバ、友人を待っていた黒人男性逮捕し炎上


米スタバで、友人を待っていただけの黒人が不法侵入だとして通報したため逮捕された。この時の動画がネット上に公開された事で批判が殺到。大炎上となっている事例である。



問題発生の経緯

事件は米コーヒー・チェーン大手スターバックは2018年4月14日、フィラデルフィアの店舗で発生。警察によると、男性2人が注文をしないまま店のトイレを使わせて欲しいと頼んだところ、店長に店から出るよう言われた。これに対し男性たちは、友達を待っていると述べて退店を拒否した。

店にいた客が撮った動画では、店員に不法侵入だと責められた2人に、警官が手錠をはめている様子が映っている。動画はTwitterで拡散され、人種差別との批判を受けた。

動画を撮った客はTwitterで「男性たちが注文しなかったので、警察が呼ばれた。友達が来るのを待っていただけなのに。何もしていない2人が手錠姿で連れ出されたその時、その友達は現れたのに。私たち白人が同じことをしてもどうしてこんな目に遭ったことがないのか、ほかの白人はみんな考えてる」と書いた。

この動画は世界中に拡散されており、ボイコット運動にも発展。2018年4月15日には、事件のあった店舗の前で複数の人が抗議行動を展開した。

情報拡散の経緯

米スタバで友人を待っていた黒人男性逮捕された。
この際の動画が、ネット上に公開される。
Twitterや掲示板等で世界中に拡散。
スタバに対して批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
この騒動を受けて、謝罪する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

米スタバのケビン・ジョンソン最高経営責任者(CEO)は、2018年4月14日に声明を発表し、2人に対して「深いお詫びの気持ち」を表し、スターバックスは「物事を正すためにできることは何でもする」と述べた。

ジョンソン氏はさらに、客が撮影した動画は「見るに耐えない」もので、その中の店員の行動は「スターバックスの使命や価値観を表すものではない」と述べた。

ネット上の反応

このニュース、動画を見た、日本ユーザーからは、
「逮捕はやり過ぎかと思う」
「逮捕したのは警察の判断だからそこにスタバの責任はあまりないと思うけど」
「商品を注文しないのは客ではない」
「白人が注文せずに店にいても絶対に警察よばれないと思う」
「スタバは人種差別の起こりやすい環境にある」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この動画は日本時間2018年4月16日午前現在で960万回以上、再生された。16万回以上リツイートされている。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-43779470-bbc-int