ドヌーブ「魔女狩りのようだ」書簡で炎上する騒動に


女優カトリーヌ・ドヌーブが、「#Metoo」運動について、「魔女狩りのようだ」と書簡を発表したことが原因で炎上する騒動に発展している事例である。



問題発生の経緯

仏を代表する大女優カトリーヌ・ドヌーブが、ハリウッドで広がるセクハラ被害を告白する「#Metoo」運動について、「魔女狩りのようだ」と仏ルモンド紙で約100人の女性と共に連盟で書簡を発表したことが原因で炎上している。

ハリウッドでは2017年、大物プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏が過去30年間に渡って多くの女優やモデルらにセクハラ行為を行っていたことが発覚して以来、ネット上では同様に自身もセクハラや性的暴行の被害者であることを告白する運動が活発化していた。

情報拡散の経緯

「#Metoo」運動について「魔女狩りのようだ」と発言。
この発言が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
この騒動を受けて、釈明し謝罪をする。

加害者側(炎上させた側)の情報

女性団体などから批判が殺到したドヌーブは2017年1月15日に新たに公開書簡を発表し、「セクハラが良いとは一言も言っていない」と釈明し、自身の発言で傷つけられたセクハラ被害者に謝罪した。
しかし一方で、「SNSでの告発が処罰や失職につながり、時にはメディアによるリンチを引き起こしている」として弾圧的な風潮を批判する姿勢は崩さなかった。

ネット上の反応

このニュースを見た日本ユーザーからは、
「これはセクハラ被害者によるパワハラになってね?」
「黒のドレスに同意しなかったからと言って責めるのもパワハラ。」
「ハリウッドというのは言論も自由に発せられない、閉鎖的な社会なんだということがよくわかりました」
「かかれた側の男性が名誉毀損や事実認定の裁判でも起こせばいいんだろうけど、そうしたらまた炎上なんだろうなぁ。」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

現在、「#MeToo」に続くセクハラ糾弾運動として、女優・俳優、アーティストたちのSNSで「Time’s Up」という新たなムーブメントの誕生が告知されている。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180117-00102208-nksports-ent