ロシアの名門サッカーチーム SNSでの黒人差別投稿で非難が殺到


ロシアの名門、スパルタク・モスクワが公式Twitterに黒人差別のありえない内容を投稿し、批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

ロシアの名門、スパルタク・モスクワが公式Twitterにとある動画とキャプションを投稿。これが大問題に発展した。英紙『The independent』や米スポーツ専門チャンネル『ESPN』など、大手メディアが大々的に報じている。

現在、UAEのドバイでキャンプ中のスパルタク。問題の投稿があったのは現地時間土曜日の朝だった。所属するフェルナンド、ペドロ・ロシャ、ルイス・アドリアーノの3選手が炎天下でストレッチしている様子を撮影。クラブは公式Twitterであろうことか、その動画に「見てもらおう。太陽の下でチョコレートがどう溶けるのかを」といった文章を添えたのだ。3選手はいずれも黒人選手である。

すぐさま同Twitterには人種差別を糾弾するメッセージが殺到し、クラブ側は投稿を削除。その日の夜、3選手がTwitter上で「僕たちは仲間だ」「なんの問題もないよ」と語りかける動画メッセージなどを掲載して火消しに努めたが、騒ぎは現在も続いている。

情報拡散の経緯

ロシアの名門サッカーチームがSNSに黒人差別の投稿をする。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
この騒動を受けて、問題の投稿を削除。
動画メッセージなどを掲載して火消しに努めたが、騒動は収まらない。

加害者側(炎上させた側)の情報

スパルタクは年末にも、人種差別にまつわる事件を起こしている。
UEFAユースリーグのリバプール戦で、スパルタクの主将であるレオニド・ミロノフが相手FWのリアン・ブリュースターに差別的な行動を取った。UEFAから最低でも10試合の出場停止処分が科される予定だ。さらにその試合ではリバプールの別の黒人選手が、スタンドのファンに差別的な野次を浴びせられた。
この点に関してもUEFAは、罰金と観客の入場制限など制裁処分を決定。今回の恥ずべき行為は、その直後に起こったのである。

ネット上の反応

このニュースを見た日本ユーザーからは、
「まだ、こんなレベルがあるのが」
「ロシア怖すぎる」
「ガキ使の浜田の黒塗りより、こっちの方が問題な様な気がする」
「白人には他に誇れるものがないんじゃない?」
「人種差別表現を使えばどうなるかは、誰もがわかることでしょう?」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

UEFAとFIFAはアゲインスト・レイシズム(反・人種差別)を前面に押し出しているだけに、なんらかの新たなペナルティーが科されるのは間違いない。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14155225/