韓国に建立されたマリリン・モンローの銅像に対して、ネット上で批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
平和の少女像(=慰安婦像)や強制徴用労働者像は言うまでもなく、ソウルのランドマーク・光化門広場には歴史人物である世宗と李舜臣の銅像が、江南には世界的にヒットしたPSYの『江南スタイル』をモチーフにした銅像も建てられている。
ところが2017年11月、江原道麟蹄郡(インジェぐん)にとある人物の銅像が建てられて物議を醸した。その人物とは、アメリカの有名俳優マリリン・モンローである。
制作・設置に約5500万ウォン(550万円)が費やされたというモンローの銅像は、映画『七年目の浮気』で白いスカートが大きくめくれるあの有名なシーンを再現。
2016年から行われた河川環境整備事業の一環として建てられた。
原州地方国土管理庁は、1954年にモンローが麟蹄にあった在韓米軍基地に訪れて慰問公演を行ったため、その事実を積極的にアピールし、地域観光活性化に役立たせるのが銅像建立の理由と説明しているが、ネット民からは「突拍子もない話でリアクションに困る」などの批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている。
情報拡散の経緯
マリリン・モンローの銅像が建立される。
その建立の理由がネット上で拡散。
こじつけすぎると批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。
ネット上の反応
「どうせ銅像を理由に不正があったのだろ」
「意見を出した専門家、もしくは責任者に責任を問うべき」
「モンローにとっては名誉毀損に値する行為だと思うが…ちゃんと許可はもらったよな?」
「韓国の公務員は記念といえば銅像しか思い浮かばないの?」
「いっその事、少女像をもう一体建てたほうが観光に役立つのでは」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
韓国文化遺産政策研究所長のファン・ピョンウ氏は、自身のFacebookに「モンローは江原道麟蹄に来たのではなく、そこにあった米軍基地に来たのだ」としながら「それを記念しようとする設置者たちのレベル(の低さ)に驚く」と書き込んでいる。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/14116524/
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