NHKは紅白のリハーサルでの安室の歌唱写真を、本番のものと偽って報道各社に提供したことが発覚し、批判コメントが殺到してしまった事例である。
問題発生の経緯
NHKは2018年1月5日、2017年12月31日に放送された紅白歌合戦での安室奈美恵さんの歌唱として報道各社に提供した写真が本番で撮影したものではなく、前日30日のリハーサルの写真だったと発表し、謝罪した。提供した広報担当者は、リハーサル時のものと知りながら虚偽の説明をしていたという。
安室さんは紅白当日、NHKホール近くの別のスタジオから生中継で出演。場所は非公開で、報道各社は撮影できない状況だった。
安室さんの歌唱後、NHK広報部は本番での写真として報道各社に提供。記者から写真データを元に「30日のものでは」と問い合わせを受けた際も、「本番のもの」と答えていた。NHKによると、安室さん側からの希望で写真撮影はリハーサルのみとされ、本番で撮影できないため、複数の広報部員で協議してリハーサル時の写真提供を決めた。本番を確認し、衣装などに差異がないことを確認した上で配布したという。本番では写真を撮影していなかった。
この事が発覚すると、ネット上には批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
安室奈美恵の紅白歌唱写真が配布される。
その際、「本番のもの」と虚偽の説明をした。
この事が発覚し、ネットニュース等で拡散。
SNSや掲示板等に批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
加害者側(炎上させた側)の情報
2018年1月4日に記者から指摘を受けた広報部の藤岡隆之部長が確認したところ、報道対応した担当者は「スタジオや衣装が本番と同じなのでリハーサル時の写真で構わないと思った」と説明したという。
藤岡部長は「うそをついてしまった。ありえない話で、指導を徹底したい。本当に申し訳ない」と謝罪した。
ネット上の反応
「偽らないといけない理由があるの?」
「どうでもよくね?」
「一般人にとっては、出場したか否かが大事で、写真がリハの時のかどうかなんてまさにどうでも良い話」
「ラスト紅白なら別スタジオじゃなくても良かったんじゃ?NHKちょっと気負いすぎてから回ってない?」
「NHKはほんとにひどい。NHKが今日本に必要なのか?」
などといった様々なコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
デジタル写真のデータは意図的に書き換えない限り、撮影日時などの情報が書き込まれているが、今回の提供写真には2017年12月30日の撮影日時がしっかり残っており、今回の騒動へと発展してしまった。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/14125565/
- http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/05/amuro-namie-nhk_a_23324708/
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