横綱の白鵬と鶴竜に減給処分 ネットでは「大甘」との批判で炎上


日馬富士の暴行問題に関する関係者への処分に対して、ネット上で「甘い」「軽すぎる」という批判が相次ぎ、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

日本相撲協会は2017年12月20日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、危機管理委員会から元横綱・日馬富士の貴ノ岩への暴行事件に関する最終報告を受けた上で、関係者への処分を協議、決定した。

暴行事件の現場に同席していながら止めなかった白鵬、鶴竜の両横綱には、それぞれ減給処分が下され、白鵬は、初場所のある2018年1月の給与全額と2月の半額、鶴竜は1月の全額が支給されないことになった。また八角理事長も組織のトップとしてガバナンスの不備、対応の遅れなどの責任をとり3か月分の給与を全額返上することを申し出た。ただ巡業部長としての報告を怠ったことを問題とされている貴乃花親方については、聴取ができていないことから処分は先送りとなった。

今回の一連の処分を巡って、ネット上は「大甘処分」という批判で炎上している。特に「甘い」「軽すぎる」という批判が集中しているのは横綱・白鵬への減給処分だ。

横綱の給料は約282万円程度だと言われている。白鵬は、1か月半分だから、あくまでも推定だが、約423万円の減給となる。ただ1000万円とされる優勝賞金や、報奨金、懸賞金の扱いについては言及されておらず、CM収入などの副収入が給料を上回ると、推測される白鵬にとって、今回の減給金額は痛くも痒くもないだろう、という声も出ている。

情報拡散の経緯

暴行問題に関する関係者への処分が発表される。
減給処分の詳細がマスコミ等で報道され、SNSや掲示板で拡散。
「大甘処分」という批判コメントが殺到。
ネット上で炎上騒ぎへと発展している。

ネット上の反応

「とかく過激に走る傾向があるが、今回の3横綱処分は妥当だと思う」
「元々、理事たちは無かったことにしようとしてたんだから、これでも重い判断をしたと思ってるんでしょ」
「張り差し、かち上げ、休場、勝手に物言い、万歳三唱、若手暴行。 引退勧告でいいんじゃない? 」
「大甘だね、白鵬と八角はクビでしょ、普通は。」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

白鵬への減給処分以外にも、自ら3か月分の給料の全額返上を申し出た八角理事長に対しても「辞任すべき」という声がネット上で上がっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14057632/