YouTuber集団がサイゼリヤで「大量食べ残し」批判殺到


サイゼリヤでYouTuberの集団が大量の料理を注文し大部分を食べ残し、店内で着替えをするなど他の客にも迷惑がかかっていたなどとTwitterに投稿され、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展している事例である。



問題発生の経緯

イタリア料理チェーン『サイゼリヤ』で、YouTuberのグループが大量の料理を注文し、その大部分を食べ残したまま店を出た。こんな報告が、店に居合わせた客から寄せられ、ネット上で「食べ物を粗末にするな!」との批判が相次ぐ騒ぎになっている。

問題のグループは、2017年8月から動画の投稿活動をしている『チョコレートスニッカーズ』という3人組。2017年11月24日昼時点で、YouTubeアカウントのチャンネル登録者数は約1万3000人、公式ツイッターのフォロワーは約1200人だ。

騒動の発端となったのは、東京都内の「サイゼリヤ」で彼らと居合わせたグルメブロガーの伊藤初美さんが2017年11月22日未明に投稿した次のような告発ツイートだ。
「サイゼで飲んでたらYoutuberがいて、広いソファ席を陣取って動画の撮影してた。寝たり騒いだりしていて、まぁ迷惑で。店員さんも困惑。先に帰っていった彼らのテーブルを見たら、この有り様。ほとんど食べてない、この残骸」
この投稿には、大量の食べ残し料理が置かれたテーブルの写真が添えられている。写真で確認できるだけでも25皿以上の料理が残っており、その大部分がパスタやステーキなどのメイン料理。全く手をつけていないような状態の料理も多く、なかには、食べ残しの料理に割り箸が刺さっているように見える部分もあった。

伊藤さんはツイートの中で、「消えてほしいです、切実に」と激怒。
このツイートには共感の声が数多く寄せられ、YouTuber側への批判が殺到する騒ぎとなった。

情報拡散の経緯

グルメブロガーがTwitterにYouTuberの迷惑内容を投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
この騒動を受けて問題のYouTuberが釈明。

加害者側(炎上させた側)の情報

こうした批判を受けて、チョコレートスニッカーズ側は2017年11月22日昼、公式Twitterで「当方の撮影により大変不快な思いをさせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
ただ、動画の撮影や注文内容については、事前に店側の許可を得ていたと釈明。そのほか、撮影後の後片づけもグループ側でやりたいと申し出たが、店側に断られたため、投稿写真のような状況のまま退店することになった、とも説明していた。

ネット上の反応

「食べ物を粗末にするやり方が最低」
「本当に勿体無いしモラルが欠如してる」
「食品を無駄にする企画がまずないわぁ~」
「バカなのかな?」
「YouTuberという職業を定着させてはならんよ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

今回の騒動で批判が集まっているチョコレートスニッカーズ側は、これまでほぼ毎日のペースで更新していたYouTubeの動画投稿を2017年11月22日と23日の2日間ストップ。
あわせて、Twitter上で、「諸事情により本日の動画はお休みさせていただきます」と2日連続でアナウンスしている。
23日には、「明日動画の方を出させていただきます」とも告知しているが、翌24日18時30分時点では投稿されていない。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12144-314856/
  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171124-00000011-jct-ent