飲料ブランドのペプシ社が発表したショートフィルムが、抗議活動『Black Lives Matter』の話題を利用しているとして、ネットで大炎上している事例である。
問題発生の経緯
飲料ブランドのペプシ社が新しく発表したショートフィルムが、白人警官によるアフリカ系アメリカ人の射殺事件が多発していることに対する抗議活動『Black Lives Matter』の話題を利用しているとして、ネットで大炎上。
CMではセレブ女優のケンダル・ジェンナー演じるモデル役の女性が、撮影中にデモ行進に遭遇。最初は撮影を続行しようとしますが、デモの様子が気になり、ついには自身もデモに参加。笑顔でペプシの缶を手に取ると、それを警備にあたっていた警察官に手渡します。警官はペプシをゴクリ。様子を見ていたデモ隊から歓声が上がります。
この内容に対し、「Black Lives Matter運動を商業的に利用している」「問題を矮小化している」といった声が続出。
人気モデルのケンダル・ジェンナーを起用したこの広告は、ペプシ社にとって想定外の批判を受けて、公開から約24時間が経った日本時間の今朝、SNSで広告の取り下げが発表された。
情報拡散の経緯
ペプシ社がショートフィルムを発表。
人種問題の話題を利用している内容。
このショートフィルムがSNS等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上。
この騒動を受けて、公開1日で取り下げ決定。
その後、謝罪コメントを発表した。
被害者側(炎上させられた側)の情報
ペプシはこの広告を通して、「平和、理解、そして団結というグローバルなメッセージを広めることを目的としていました。しかしやり方が間違っていたことは明らかで、それについて謝罪します。私たちは深刻な問題を軽んじて利用したつもりはありません。この騒動を受けて、広告を取り下げ、今後一切使用しないことを決定しました。
また、騒動にケンダル・ジェンナーを巻き込んでしまったことを陳謝します」と声明を出した。
ネット上の反応
このニュースに対して日本では、
「ペプシは相変わらず比較広告で炎上するのが得意だね」
「ペプシはコカコーラ煽るCMばっかで不快」
「どちらにせよコカ・コーラのほうが好きです」
「ペプシマン復活求む」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
アメリカで大きな問題になっている事件を「広告」に使うことに対し、ネットでは非難の声が殺到。その批判の大きさは、Twitterで「Pepsi」という言葉がトレンド入りするほどだった。
参考URL
- http://front-row.jp/news/50702/
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170406-00000083-it_nlab-sci
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