米航空会社がレギンスを穿いた少女を搭乗拒否して「性差別」と炎上


米ユナイテッド航空がレギンスを穿いた少女たちの搭乗を拒否していたことが分かり、「性差別」だとしてセレブたちも意見するほどの大騒動に発展している事例である。



問題発生の経緯

米銃規制団体の代表であるシャノン・ワッツが、ユナイテッド航空の搭乗ゲートでレギンスを穿いていた少女数人が「不適切」として搭乗拒否を受けていたとTwitterで報告。

「なんの問題もないレギンスを穿いた女の子3人が検査を受けて、2人が搭乗拒否されたわ」「搭乗したいなら着替えるかレギンスの上にスカートを穿くよう要求している。
ユナイテッド航空はいつから女性の装いを取り締まるようになったの?」「ユナイテッド航空は同じ理由で何人の男の子に罰則を与えたかしら」とその様子をツイート。

ユナイテッド航空はTwitterで女性に返信し、「カジュアルな装いは現地環境に適している場合ならば許されます」と説明したものの、女性からは「問題なく搭乗できた父親の方はショーパンを穿いていたけど」と返されている。

女性のツイートはすぐに拡散し、ネット上では「#LeggingsOnPlanes(#飛行機でのレギンス)」というハッシュタグが流行。多くのセレブリティも騒動にコメントしている。

情報拡散の経緯

Twitterユーザーが投稿した内容が話題に。
レギンスを穿いた少女搭乗拒否を受けていたという内容。
この投稿は、SNS等で世界中に拡散される。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

ユナイテッド航空は、騒動が大きくなるさなか、「レギンスはウェルカムです!」という声明を出し、服装の指摘を受けた搭乗客は職員および職員の親類や友人からなる「パスライダー」という乗客だったと説明。

パスライダーはユナイテッド航空や関連航空会社を無料または低価で利用でき、そのため、「職員およびパスライダーにはドレスコードが課せられています。
今朝の搭乗客は会社の特典トラベルを利用するためのガイドラインに沿わないパスライダーだったのです」とコメントして事態の収拾を図った。

ネット上の反応

このニュースに対して日本では、
「レギンス一枚で外に出る勇気はない」
「これ普通のチケットではなく優待券での話だから専用の規則を守らなければならない」
「規定があるなら守る事は至極当然」
「ユナイテッド航空がした事は間違ってないと思う」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

米国では女性の間でレギンスが人気となり、一部の場面には不適切との批判が上がっているほか、教室での着用を禁止する学校も出ている。

参考URL

  • http://front-row.jp/culture/49372/