ドナルド・トランプ次期米大統領の盟友カール・パラディーノ氏が、バラク・オバマ大統領について「死んでほしい」と発言し、炎上している事例である。
問題発生の経緯
米大統領選でトランプ氏のニューヨーク州選対本部の共同本部長も務めた実業家のカール・パラディーノ氏は2016年12月23日、現地週刊誌『アートボイス(Artvoice)』の年末特集で問題発言を繰り広げた。
2017年に最も起きてほしいことを問われたパラディーノ氏は、オバマ氏が牛と肉体関係を持ったことが判明し「狂牛病にかかって」「死んでほしい」と回答。
また最も消えてなくなってほしいものを問われると「ミシェル・オバマだ」と回答し、ミシェル夫人について「男性の姿に戻ってゴリラと一緒にジンバブエの奥地でのんびり暮らし、気楽にやってもらいたいものだ」と述べた。
ニューヨーク州知事の共和党元候補でもある同氏の発言はすぐに、ソーシャルメディア上で炎上した。2010年に同氏に勝利した現州知事アンドリュー・クオモ氏は「レイシストで醜悪で非難されるしかない発言。パラディーノ氏の人種差別的で扇動的な発言は昔からだ」と批判した。
非難の嵐に直面したパラディーノ氏は公開書簡を発表し「人種とはまったく関係がない」発言だと釈明したが、この声明でもまたオバマ氏を「臆病な腰抜け」と名指しし、ミシェル夫人についても「どこかへ行った方が幸せになれる」と繰り返した。
情報拡散の経緯
カール・パラディーノ氏が「オバマ氏、死んでほしい」と発言。
さらに、オバマ夫人について「ゴリラとのんびり暮らしてほしい」とも発言。
この発言がSNSで拡散される。
批判が相次ぎ、炎上騒ぎに。
ネット上の反応
「何でも言えばいいってもんじゃない」
「どうしたらそんな発言できるのか」
「夫人への発言は、白豪主義そのもの。」
「これが本音なのかな。」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
トランプ氏は現時点でパラディーノ氏を個人的に擁護はしていないが、トランプ氏の広報担当者は米紙ニューヨーク・タイムズに「絶対的に非難されるすべき発言」だと語った。
参考URL
- http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000027-jij_afp-int
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