韓国の女子プロバレーボールリーグで、外国人選手に対するいじめ疑惑が持ち上がり、ネット上で炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
事の発端は、2016年11月26日に行われた韓国道路公社-KGC人参公社戦。試合中、コートに立つ道路公社の5人の選手が、米国出身のケネディ・ブライアン選手を無視するような様子が何度も目撃されたのだ。得点をハイタッチで祝福し合う場面ではブライアン選手は輪から外され、ブライアン選手の得点時にも他の選手がハイタッチで祝うことはなかった。
この様子にバレーファンからは、道路公社で一番の先輩格であるセッター、イ・ヒョヒ選手がいじめを主導しているのではないかと非難の声が上がり、イ選手のSNSは炎上状態に。
イ選手は「仲間外れにはしていない。得点をしたら皆一緒に『ファイト』と声を掛け合うが、ブライアンは途中で入ってきたので分からなかっただけだろう」と釈明。
道路公社のキム・ジョンミン監督は「なぜそうした話が出るのかよく分からない。選手は皆ブライアンに力を発揮してもらおうと努力しているのに、突然そんな話が出て戸惑っている」
としながらも、「チームの成績が良くなく沈んだ雰囲気なので、そうした誤解が生まれたようだ」と述べた。
この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられており、ネット上で炎上騒ぎとなっている。
情報拡散の経緯
韓国の女子プロバレーボールリーグで外国人選手にいじめ疑惑。
仲間はずれにされている様子が数回目撃され非難が殺到。
このニュースがマスコミ等で報道され拡散。
ファンらの抗議でアクセスが集中し、所属している企業の公式ホームページは3日間以上、マヒ状態に。
韓国道路公社選手ら涙の会見。
被害者側(炎上させられた側)の情報
シム・チャンソプ道路公社ハイパス団長は本紙の電話取材に「選手たちに『コート上でブライアンによくしてやれ』と言えば、ファンらに『表向きだけそうしている』と言われるかと思い、何も言えなかった」と答えた。
ネット上の反応
韓国のネットでは、
「実際に試合を見たけど、あれは完全にわざとやってたよ」
「1、2回のことならいじめじゃないかもと思えるけど…」
「女はもともと怖いからね。この後もどうなることやら」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
騒動後の試合終了後に、イ・ヒョヒは「連敗脱出だけでも大変なのに、話にならないような疑惑で選手たちはとてもつらい思いをしており、どうすればいいか分からない。私たちは本当にそんなことをした(いじめた)ことはない。ブライアンも分かっている」と訴えた。
イ・ヒョヒと一緒に共犯にされたチョン・デヨンは「試合に集中しなければならのに、掛け声一つにも周囲に気遣わなければならないのは本当につらかった。(自分自身は)「子どもがいて、教会に通っている大人なのに、あんなことをするな」と非難されたが、神に誓って絶対にそんなことはしていない」と涙を見せた。
参考URL
- http://www.recordchina.co.jp/a156351.html
- http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/30/2016113000617.html
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