絶滅危惧種の鳥を調理…ネット上に投稿して大炎上し逮捕


中国のSNSにハヤブサやワシを調理した画像をある男が投稿したところ、非難が殺到。警察を巻き込んだ大騒動となっている事例である。


絶滅危惧種の鳥を調理…ネット上に投稿して大炎上し逮捕

問題発生の経緯

登録アカウント6億、デイリー投稿数1.6億件を超えるといわれる中国最大のソーシャルメディア『Weibo』。そこにある男が「絶滅危惧種の鳥は美味い」と写真入りで投稿した。

Mr.He(名前は明らかにされず)がSNSにアップしていたのは、絶滅危惧種に指定されている鳥たちだ。Mr.Heの肩や手の上に乗っているのはまだ生きているハヤブサやワシ。
これだけでも問題だが、Weiboが炎上したのは机の上にきれいに並べられた死んだ鳥や、羽がむしり取られボールに入れられた何十羽もの鳥の写真だ。
ボールには水が張られており、今まさに料理されるといったところであろう。

WeiboでMr.Heの写真が瞬く間に知られるところとなったのは、Mr.HeのSNSをたまたま見た地元野生動物保護団体の職員であるリュウ・パンさんの投稿だ。
「美味しい…」のタイトルで、Mr.Heが大量にアップしていた写真を4枚に編集し、パンダを手に抱く本人の写真と共に紹介。ついに警察の捜査のメスが入ることとなった。

情報拡散の経緯

問題の写真をSNSに投稿。
写真が拡散。
非難が殺到。
警察が逮捕する。

加害者側(炎上させた側)の情報

警察によると、Mr.Heが食べていたハヤブサやワシは野生動物保護法によって捕獲・売買が禁止されており、厳しく罰せされることになるということだ。
これに対しMr.Heは、鳥の捕獲はしたものの後で野生に返すつもりだったなどと容疑を否認しているという。

ネット上の反応

「調理した鳥をどうやって自然に」
「何を考えてるんだ…」
「中国人なら仕方ない」
といった意見がある。

結果(その後もしくは現状)

Mr.Heは中国四川省雅安市の碧峰峡パンダ基地でパンダの飼育係として働いており、動物に寄り添って働く仕事を持ちながら、絶滅危惧種の鳥を捕獲、料理して食べていた。この行為にたくさんの抗議の声が寄せられている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11021409/
  • http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1451779438/-100