パクリ疑惑の『&TOKYO』 製作費1億3000万円


東京都の魅力を世界に発信するために作成されたキャッチコピー『&TOKYO』のロゴが、フランスのメガネブランドのロゴなどに似ているとパクリを指摘され、ネット上で大炎上している事例である。


パクリ疑惑の『&TOKYO』 製作費1億3000万円

問題発生の経緯

2015年10月9日に東京都が発表した海外向けの東京ブランドPRロゴ「&TOKYO」が、海外に存在する既存ロゴと酷似しているという指摘が早速相次いだ。

フランスのメガネブランド「Pulg&See」や、ニュージーランドの弁護士事務所「JONES&CO」のロゴが、色彩や「&」を利用した部分などで「酷似」があるという。
このような問題がすぐに湧き上がること自体、今回の五輪エンブレム騒動が日本のデザイン業界にもたらした影響の大きさを物語っている。何をしても模倣、盗用と思われる疑惑の土壌が完全に出来上がってしまっているからだ。

2015年10月13日に行われた定例会見で舛添都知事は、著作権上の問題はなく商標登録も専門家とクリアにしていることを強調。
「記号ですから、似たようなモノはごまんとある」「この前の大会のエンブレムとは全く違うと理解いただければ」と反論したが、むしろ解せないのは、『&TOKYO』という単純なデザインに1億3000万円もの製作費がかかっていることだ。
巨額の税金をつぎ込み商標チェックをしておきながら、パクリ疑惑を持たれているのだから、開いた口がふさがらない。

情報拡散の経緯

掲示板等で検証するサイトなどが複数あり。
ニュースで取り上げられ、拡散する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

舛添要一都知事による「『TOKYO』も『&』も一般的なので、著作権法のリスクはない」という説明する。

ネット上の反応

「ロゴ製作に巨額の税金を使うべきではありません」
「多分偶然の一致だろうが そんだけ金使ってんだからきちんとチェックしとけと」
「完全にパクり」
「さてさて次はどう言った言い訳するんだ?」
といった批判が多数。

結果(その後もしくは現状)

監修を務める永井一史氏は、白紙撤回された五輪エンブレムの審査委員長を務めた永井一正氏の息子ということもあり、疑惑の人と騒がれている。
「ごく普通のデザイナー」はいないのか?と言われている。

参考URL

  • http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/165935
  • http://nyaasokuvip.net/archives/12672
  • http://blogos.com/article/138748/