東京五輪エンブレム騒動は使用中止の決定で火は収まるどころか、怒りの矛先も、佐野氏から、大会組織委らトップにも向かい始めている事例である。
問題発生の経緯
「ネット住民にとって、もはやエンブレムの良し悪しは問題ではない。いまや“階級闘争”になりつつある」
組織委サイドはこれまでずっと「素人が口出しするな」と言わんばかりの上から目線の態度だった。それにネット住民が反発。怒りが原動力になって、ここまで騒動が大炎上。
それなのに、武藤敏郎事務総長は使用中止の会見で「一般国民には分からない」なんて上から発言で神経を逆なで。ネット住民は「あいつらは何も反省していない」などとカンカン。
エンブレム騒動は下火どころか、ネット上で上級国民などと呼ばれる権力者VS一般国民の闘争に移りつつある。
森会長に至っては、この期に及んで「ひどい目に遭った」などとまるで他人事。怒りの火に油を注ぐ始末。
情報拡散の経緯
SNSで盗用疑惑が広がる。
批判が殺到。
さらに、盗用疑惑があるデザインを探すネットユーザーが増える。
被害者側(炎上させられた側)の情報
武藤事務総長は「誰に責任があるかという議論はすべきではないし、できない」などと言い逃れ、誰ひとり責任を取ろうとしない。
それどころか、永井審査委員代表の続投の可能性までささやかれている。
ネット上の反応
「老害だ」
「伝統芸の責任回避」
「トップが代わらないと何も変わらない」
など幹部連中の罪を問う声が広がっている。
結果(その後もしくは現状)
いまのエンブレム騒動は国民をナメるなという一揆。トップが引責辞任するなど全面降伏するまで、上級国民VS一般国民の闘争は、延々と続けられるだろう。
参考URL
- http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/163405/1
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