衣料品販売の『しまむら』で、ナチスドイツのシンボルだった『ハーケンクロイツ(鉤十字)』のマークの入った商品が売られていたことで、消費者からのクレームが入り、ネット上で炎上している事例である。
問題発生の経緯
同社の広報担当者によると、店舗で売られていたのは、ハーケンクロイツのペンダントとセットになったタンクトップ。インターネット上では980円の値札がついた画像が投稿されている。
2015年8月19日に消費者から「商品にふさわしくないのではないか」と問い合わせがあり、同日販売を取り止めた。今後販売を再開するかについては現在検討中だという。
ホームページによると、しまむらは全国に1328店舗。商品がどのくらいの範囲で販売されていたかは、現在確認中だという。
ハーケンクロイツは、ドイツが第一世界大戦での敗戦後に民族主義運動のシンボルとなり、1920年にナチスが党のシンボルとした。同国が再軍備を宣言した35年から第2次世界大戦で降伏した45年まではドイツ国旗としても採用されている。現在ではナチズムやネオナチのシンボルとも見なされ、使用を禁ずる国もあるが、日本では取り締まりの対象となっていない。
情報拡散の経緯
Twitterで問題となった消費とクレームをした。というコメントが投稿される。
それを見たユーザーから、クレーマーと炎上。
Yahooのトップページに掲載され、拡散。しまむらは、問題の商品を販売中止にする。
加害者側(炎上させた側)の情報
「しまむら、鉤十字デザインのネックレス付きタンクトップ売ってた。
店員さんに「このデザインは使ってはいけない」とお話しましたが、「はぁ…」という感じの、素っ気ない対応。意見を上に伝えてくださいと頼んだけど、ちゃんと伝えてくれるかな…。」
とTwitterに投稿する。
しかし、クレーマーだと批判され、投稿者のTwitterが炎上となる。
被害者側(炎上させられた側)の情報
2015年8月20日から商品の販売を見合わせ、店頭から回収している。
同社は今回の商品以外に問題になるような商品は扱っていないとしているが「事実関係の確認のみでコメントは差し控える」と話している。
ネット上の反応
「なぜいけないのか」
「ダメな理由がわからない」
「気にしすぎ」
という意見がほとんど。
中には、
「勝手に自己判断を店に押し付けて損害与えてんじゃねえよクレーマー」
「店内撮影って確か禁止じゃなかったっけ?許可を取って撮影したのか」
「文句あるなら本社に電話でもしろ」
と、投稿者に対しての批判的な意見も多数ある。
結果(その後もしくは現状)
多民族国家ではない日本にとっては、ユダヤ人の迫害は歴史的にみてとても残虐な事実である事は知っていても、あまり身近には感じられない。
ゆえに、外国ではだめでも、日本では問題ないとなってしまう。
参考URL
- http://rocketnews24.com/2015/08/19/622076/
- http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52138502.html
- http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52138452.html
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