【炎上事例】『別冊コロコロ』お色気マンガをめぐって、ネットではまた大論争


2015年4月30日発売の『別冊コロコロコミックspecial』6月号に掲載されたマンガに対して、嫌悪感を抱いた読者が、当該シーンの写真付きでTwitterに投稿し、ネット上で論争している事例である。


『別冊コロコロ』お色気マンガをめぐって、ネットではまた大論争

問題発生の経緯

議論を呼んでいるのは、2015年4月30日発売の『別冊コロコロコミックspecial』6月号に掲載された鷹岬諒のマンガ『ももいろ討鬼伝モモタロウくん』。
本作は「コロコロなのにエロすぎる」と、ネットでも話題になるなど、お色気マンガとして知られている。
そんな本作の6月号掲載分には、小人化した主人公がハプニングで女性キャラの股間や胸に押しつぶされそうになったり、女性が恥らうシーンがあり、これに嫌悪感を抱いた読者が、当該シーンの写真付きでTwitterに投稿。
特に、恥じらう女性キャラに対してサブキャラが面白がってスマホで写真撮影するセクハラ描写を糾弾した。

この投稿に対し、「明らかに子供向けの雑誌であからさまなセクハラ描写を描くのはどうかと思う」と、セクハラ意識のない描写を問題視する同調意見が上がる一方、この影響を懸念する保護者に対して「マンガ家に文句言う前に、親がしつけをすればいい」といった声が上がった。

その後、騒ぎが大きくなるにつれ、「コロコロはいつから成人向けになった」「コロコロコミックって、今こんなエロマンガ化してんの……絶句」など、幼年向けマンガ誌での“お色気描写”自体に対する反発と、一方の「エロは子どもの成長には必要」「これくらいのエロなら許してやれよ…」といった擁護意見が大半を占めることに。最終的には、“お色気描写否定派”と“お色気描写容認派”、それぞれがそれぞれの主張をする形で炎上が続いている。

情報拡散の経緯

嫌悪感を抱いた読者がTwitterに投稿。
この投稿に対して、あらゆる世代から反応が集中。
掲示板等にも問題の写真が拡散され、論争が繰り広げられている。

加害者側(炎上させた側)の情報

「小2息子の読んでたコロコロを覗いたら、超下ネタ炸裂でエロバカ男子洗脳本に近いな…」
「エロはともかく(学童には行き過ぎと思うけど)性的暴力、困ってるのを写メるとか、ドン引きよ… 」
として、問題のシーンのを写真付きでTwitterに投稿する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

作者の鷹岬諒は2015年6月8日、自身のTwitterに「モモタロウくんへ、数多くのご意見・ご指摘をいただきありがとうございます。
(中略)批判的な方がたのご意見も、大変勉強になります。感謝しております」と、読者の意見を作品作りに生かしていくというコメントを残した。

ネット上の反応

お色気描写否定派
「出版社にクレーム入れた方がいいと思う。」
「色んな意味で子供向けじゃない。ガキ向けの絵で露骨にやるのはおっさん向けだ。」
「こんなのが児童向け雑誌で許されるなら少年誌・成人雑誌という区別なんていらないじゃん。」

お色気描写容認派
「最終的に取捨選択するのは読者である子供自身では?」
「エロは子どもの成長には必要」
「これくらいのエロなら許してやれよ…」

結果(その後もしくは現状)

議論は変わらず平行線のまま。

参考URL

  • http://otapol.jp/2015/06/post-3093.html
  • http://jin115.com/archives/52083979.html