トリチウムのゆるキャラに批判が相次ぐ


復興庁が、トリチウムをゆるキャラのようなイラストにして掲載したチラシを発表した所、批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。


トリチウムのゆるキャラに批判が相次ぐ

問題発生の経緯

未だ多くの課題を抱える福島第一原発の問題。2021年4月13日、復興庁がゆるキャラのようなイラストを掲載したチラシを発表し、批判を寄せられている。

ホームページに「ALPS(多核種除去設備)処理水について知ってほしい3つのこと」と掲げ、2ページ分のチラシ、長さ4分26秒と40秒の動画を公開。
トリチウムは雨水や海水、人体にも含まれ、「健康には心配ありません」と紹介した。
このチラシは福島第一原発の処理水に含まれる、放射性物質トリチウムの安全性をPRするために制作された。復興庁によるとトリチウムの安全性をより広く周知するためという目的とのことだが、ネット上では「モラルがない」「無駄なことに税金使うな」等、様々な批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

問題となるイラストが発表される。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

復興庁は「一般の消費者に関心を持って頂くためにイラストを用いて分かりやすく解説した」と説明したが、批判を受けてトリチウムのデザインを修正すると発表した。

ネット上の反応

「ゆるキャラ使えばいいなんて認識で、丁寧な説明だと考えてるなら、逆に不安しか感じないわ。」
「感性感覚が著しく世間と異なる」
「目くじら立てて批判するより、関連記事を読み、理解を深め、今度どうすべきか考える事をして欲しいと思う」
「いろいろな人の目を引くための資料の一つとして存在する分には良いんじゃないかと思う」
などといった様々なコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

問題となった動画は、すでに削除され見れない状態になっているが、ネット上では拡散。
今回のPRチラシや動画は、数百万円を使って作成されたとも言われており、こちらに対しても批判が相次いでいる。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/4131458c0570fea746a5ccc5ce01aff23500445e