ユーミン批判の大学講師が炎上


ユーミンが、友人である首相が辞任を表明した際に「泣いちゃった」と発言した所、政治学者がSNSに「死んだほうがいい」などと投稿したことで、批判が相次ぎ、炎上騒ぎとなっている事例である。


ユーミン批判の大学講師が炎上

問題発生の経緯

発端は安倍首相が辞任を表明した2020年8月28日に、ソングライターの松任谷由実が、首相の辞任を受け、同日深夜のニッポン放送のラジオ番組で「テレビでちょうど(会見を)見ていて泣いちゃった。切なくて」「辞任されたから言えるけど、ご夫妻とは仲良しです。もっと自由にご飯に行ったりできるかな」と思いを吐露した。

これにやんわり苦言を呈したのが、ジャーナリスト・有本香氏だ。Twitterで「ユーミンを責めるわけではないが」と前置きした上で「『辞任されたから言えるけど、ご夫妻とは仲良し』というコメントが残念。昭恵さんがほぼ全メディアに苛められた時、それまで昭恵さんと『仲良し』だった著名人は誰も擁護の声をあげなかった。私は日本人のこういうところが嫌い」と投稿した。

これがネット上でちょっとした話題になると、京都精華大学専任講師で思想史家、政治学者の白井聡氏がFacebookに、「荒井由実のまま夭折(※若くして亡くなること)すべきだったね。本当に、醜態をさらすより、早く死んだほうがいいと思いますよ。ご本人の名誉のために」と投稿した。

これらの投稿は、ネット上で瞬く間に拡散されると、批判コメントが殺到。炎上状態となった。

情報拡散の経緯

首相が辞任に思いを吐露。
その内容に対して、ジャーナリストや政治学者が反論。
それらの投稿が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて釈明するも、批判が続く。

被害者側(炎上させられた側)の情報

こうした状況に白井氏は2020年9月1日、投稿を削除。さらに声明として「松任谷由実氏についての私の発言が、物議をかもしているということですが、削除いたしました。偉大なアーティストは同時に偉大な知性であって欲しかった。そういうわけで、つい乱暴なことを口走ってしまいました。反省いたします」と投稿した。

ネット上の反応

「そんな謝罪あるか?」
「SNSを免許制にすべき」
「とても人に物を教える立場の、人間とは思えない。」
「安倍総理を応援している人は知性無しとでも言いたいのでしょうか?」
「人として欠けてるものが大きい。」
などと言ったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、白井氏が教育現場に立っている京都精華大学の公式Twitterや、大学への抗議の電話が殺到し、一時回線がつながりにくい状態となった。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/18829652/