大手メーカー生理用品CMが炎上


花王ロリエの「生理は個性」というスローガンで立ち上げた企画に対して、批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展している事例である。


大手メーカー生理用品CMが炎上

問題発生の経緯

生理用ナプキン『ロリエ』シリーズで知られる日用品大手の花王は今夏、ロリエのキャンペーン『kosei-fulプロジェクト』を立ち上げ、特設サイトを開設した。

そのサイトで公開されたウエブCMでは、女性タレントが「生理がしんどくて休みたいと思ったとき、どうする?」と一般女性たちに問いかける。その問いに数人の女性がそれぞれの言葉で、「我慢しちゃう」「休む発想がない」と語りはじめ、最終的には「生理を個性ととらえれば、私たちはもっと生きやすくなる」というメッセージが。

このメッセージやサイトを見た女性から、「痛みやつらさも「個性」と捉えることで健康問題を見逃す危険がある」、「具体的な情報がまったくない」などの批判が相次ぎ、ネット上で炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

問題となるキャンペーンが公開。
その内容が、SNS等で拡散。
批判コメントが多数投稿される。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「個性っていう言い方だと、個人の努力でどうにかなるって誤解する人が増える」
「大量に出血して身体や精神に不調をきたすものを『個性』と呼ぶのはふさわしくない」
「生理痛が本当にキツイ時は相手を思いやる気持ちとか飛ぶから。そんな余裕無いから。でも仕事休めないから。」
「単に不快などの問題ではなく、はっきりと有害な広告です」
などと言ったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

現時点では、批判を受けて企画を変更したり打ち切ったりする予定はないということだが、ネット上では現在も批判コメントが投稿されてしまっている。

参考URL

  • https://news.yahoo.co.jp/articles/f55ecec3e87988e40bb6cd76b4931b8129aa1c1f
  • https://news.livedoor.com/article/detail/18786078/