女性歌手が、検察庁法改正案に反対する意思を示したが、批判が相次いだことでコメントを削除。その削除理由をファンの為と発言し、炎上騒ぎへと発展している事例である。
問題発生の経緯
2020年5月10日ごろ、Twitterでは「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグが出回り、多数の芸能人がツイートをした。
そんな中で歌手のきゃりーぱみゅぱみゅは、「桜を見る会と検察庁法改正案相関図」と題された、一般のTwitterユーザーが作成した画像を添付しながら同ハッシュタグをツイート。するときゃりーのツイートに対して、政治評論家の加藤清隆氏は、「歌手やってて、知らないかも知れないけど、検察庁法改正案は国家公務員の定年を65歳でそろえるため」と侮辱的な言い方をしながら反論。これにきゃりーは「歌手やってて知らないかもしれないけどって相当失礼ですよ」と言い返したものの、何を知っているのかなどは特に明記することはなかった。
そして翌11日に、「ファンの人同士で私の意見が割れて、コメント欄で議論が繰り広げられていて悲しくなり」という理由で、一連のツイートを削除。
あくまで無知のせいではなく、ファンのせいという理由に対して、批判が殺到。炎上騒ぎとなっている。
情報拡散の経緯
問題となる画像などをTwitterに投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
一連のツイートを削除。
削除理由に対して、さらに批判が相次ぐ。
Twitterが炎上状態となる。
ネット上の反応
「アンチと政治家に叩かれまくって可哀想」
「自分の考え表明するのも当然ある権利」
「もう少し調べた上でツイートするべきだった」
「根拠のない画像を拡散しておいて、ファンが喧嘩したせいとの発言を謝罪と称せる精神性」
「被害者面する前にデマを拡散して煽動したことをしっかり謝罪しなよ。」
「もっと考えて発言できないの?」
などといった様々なコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
きゃりーが批判されているのは、政治に口を出したからではなく、ネットの画像を引用し拡散したことで、批判が相次いでいるが、リテラシーの低さとツイート削除理由をファンのせいにしていることが今回の炎上騒ぎとなってしまった。
参考URL
- https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Myjitsu_117501/
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