SNSで中国人差別と批判


カナダ出身のロック歌手が、自身のInstagramに中国人への差別ととれる発言を投稿したことで批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


SNSで中国人差別と批判

問題発生の経緯

『カッツ・ライク・ア・ナイフ』などのヒット曲で知られるカナダ出身の人気ロック歌手ブライアン・アダムスさんは、2020年5月11日、TwitterやInstagramに「コウモリを食ったり、生鮮市場で動物を売ったり、強欲なアホどもが作り出したウイルスのおかげで、いま全世界が停止している。俺から奴らへのメッセージは、“ったく、ありがとよ”ってことに加え、ヴィーガンになれだ」と投稿し、「ウイルスをつくる卑しいやつら」のせいでロンドンで予定していた公演が中止になったなどと投稿した。

この発言が投稿されるとネット上では、中国人への差別だとして批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

問題となる発言をTwitterなどに投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で世界中に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、謝罪をすることに。

被害者側(炎上させられた側)の情報

この騒動を受けて、5月12日、「私の投稿に感情を害した全ての人に謝罪する」と謝罪の言葉を投稿した。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「この状況への怒りはわかるけど主張すべきはちょっと違うような」
「コンサートをポシャられたら、そう言いたくもなるわな。」
「そう一概に動物虐待と言ってはいけないよ」
「こんな大御所海外アーティストも謝るんだな」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けて、「市場での悲惨な動物虐待がウイルスの源である可能性と、ヴィーガン主義を推奨したかっただけだ」と釈明をしており、どちらにも「#covid19 #banwetmarkets(生鮮市場を禁じろ) #govegan(ヴィーガンになれ)」のハッシュタグが付けられた。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/18253543/
  • https://news.yahoo.co.jp/articles/afa962b2863ca8911536c5119a682c55f2a91ba6