人種差別に加担したとして批判が殺到


米国の男性アーティストが、中国を侮辱するようなTシャツを作成し批判が殺到。男性が勤めるファッションブランドにも批判が相次いでしまった事例である。


人種差別に加担したとして批判が殺到

問題発生の経緯

事の発端は、米国カリフォルニア州を拠点に活動するアーティスト、ジェス・スルーダーが制作した、『bat fried rice(コウモリチャーハン)』と名付けたTシャツにある。中華料理のテイクアウトで使用される白い箱からコウモリの羽が生えたデザインと、「No Thank You(結構です)」という文字が描かれたTシャツの購入サイトへのリンクをフレミングが自身のInstagramで拡散したことでたちまち炎上した。

批判はフレミングが勤めるルルレモンにも飛び火し、「#LululemonInsultsChina(ルルレモンが中国を侮辱)」といったハッシュタグがInstagramや中国版Twitterのウェイボーで拡散される事態に発展してしまった。

情報拡散の経緯

問題となるTシャツを作成し、Instagramに投稿。
この投稿が、SNS等で世界中に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
この騒動を受けて、勤務先にも批判が相次いだ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

これを受けてルルレモンは、問題のTシャツは同社の製品ではないこととコメントしている。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「フランス風刺やデンマーク風刺等に比べれば大した事はない。」
「アホすぎるし残念すぎる」
「よく売り出そうと思ったよな」
「また誰でも着られるいいデザインにしたもんだw」
「最低すぎる」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この騒動を受けてルルレモンは、「デザインや投稿は不適切であり、情状酌量の余地もなく、当社はこうした行動を容認しない。この件に関わった従業員は当社の一員ではなくなった」とフレミングを解雇したことを謝罪と共に発表した。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200423-01072900-wwdjapan-int