「表現の自由と不自由展」に批判が殺到


北海道・札幌市で開催された『北海道・表現の自由と不自由展』で、著名人の写真燃やすなどし批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


「表現の自由と不自由展」に批判が殺到

問題発生の経緯

北海道・札幌市で2019年12月21日に開催された『北海道・表現の自由と不自由展』が物議を醸している。
『北海道・表現の自由と不自由展』は、2019年8月~10月にかけて愛知県で行われた『あいちトリエンナーレ2019』の中で一時展示中止となった企画展「表現の不自由展・その後」に触発された道民有志が行った企画。札幌市教育文化会館で開かれ、来場者は約450人だったという。

来場者のSNSによると、映像作品「アデュー」の中で、東条英機や安倍晋三総理大臣、菅義偉官房長官、安倍昭恵夫人、河村たかし名古屋市長など政治に関わる人物から、中原中也といった文豪や滝川クリステルの写真も、「燃やしてみよう」などといったテロップの元に燃やされた。さらに、赤ちゃんが写された写真も大量に燃やされたほか、愛子さまや、ベトナム戦争で逃げる子どもを写した写真や、被爆者、ナチスに迫害されたユダヤ人なども燃やされたという。

この作品に対し、ネットからは批判が殺到。炎上騒ぎとなっている。

情報拡散の経緯

問題となる企画が北海道で開催。
その内容が、SNS等でネット上に投稿され拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて謝罪文を公開する。

加害者側(炎上させた側)の情報

これを受け事務局は2019年12月25日にTwitterを更新し、文書を発表。
実行委員は「意図も十分に説明していません」「不快な思いをされた方々がいます。展示責任のある実行委員会としてお詫び申し上げます」と謝罪した。

ネット上の反応

「しっかりした謝罪を」
「完全に後付けの言い訳に過ぎない」
「他人を陥れ戒め侮辱するのは、決して芸術とは言わない」
「本人にもちろん許可とりましたよね?」
「遊び半分で人や国の象徴まで侮蔑したツケは大きいぞ」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

この謝罪ツイートにもネットからは、批判コメントが殺到。謝罪文を掲載しているTwitterは、現在も炎上状態となっている。

参考URL

  • https://news.livedoor.com/article/detail/17587922/