批判記事が閲覧不可になり炎上


エンジニア向けの情報共有サイトに投稿された批判記事が、ガイドライン違反で閲覧不可になった事に批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


批判記事が閲覧不可になり炎上

問題発生の経緯

エンジニア向けの情報共有サイト『Qiita』に記事を投稿したのは、さくらインターネットでレンタルサーバを10年ほど使っていたというユーザー。投稿によれば、今から2年ほど前、さくらインターネットから「データセンター内のサーバの場所を移動したい」という申し出があった。「ハードウェアの変更は行わず、今まで通りの動作が保証される」といった内容で、スケジュールや作業分担の打ち合わせを経て作業が行われたという。
しかし、直後からサーバに接続できなくなるなどのトラブルが発生し、その後も不誠実な対応を受けたとして、担当者とのやりとりを時系列で書き込んでいた。

Qiitaの運営チームは一時、この記事を「業務妨害」が理由であると明記して限定公開に設定。現在は理由を「コミュニティガイドライン違反」に変更し、見られない状態にしている。

この状況を見たユーザーの間では「さくらインターネットが記事を非公開にするよう要請したのではないか」という臆測が広がり、炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

掲示板に問題となる書き込みがされる。
この投稿が、SNS等で拡散。
その後、投稿が見れない状態に。
臆測が広がり批判が殺到。
炎上状態へと発展。

被害者側(炎上させられた側)の情報

これを受け、Qiitaの運営チームはTwitterの公式アカウントで声明を発表。記事を限定公開にした理由について「Qiitaのコミュニティガイドラインに反すると判断した」と説明したが、具体的な理由について明言は避けている。

ネット上の反応

「どのように反しているのか具体的に教えて」
「必要な情報共有なのでは?」
「不具合を揉み消す会社であるという風評が立ち、逆に不利益になる」
「企業側に忖度し過ぎ。」
「批判されたから、コミニュティガイドライン違反に切り替えたの?」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

発端となった記事の内容について、さくらインターネットは「2年前の内容が含まれているので、対応に当たったものが誰なのかというところも含め、事実確認を行っている」と説明しており、場合によっては、公式Webサイトで正式な報道発表を行うという。

参考URL

  • https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/26/news121.html