盗難ドッキリ動画に批判殺到


自転車メディア『FRAME(フレイム)』が「自転車盗難ドッキリ」の動画をアップした所、自転車ファンから批判コメントが殺到し炎上騒ぎとなった事例である。


盗難ドッキリ動画に批判殺到

問題発生の経緯

問題となっているのは、フレイムの公式YouTubeチャンネルが2019年12月4日にアップした「【ドッキリ】渋谷のど真ん中に100万円のロードバイクを放置したら何時間で盗まれるのか検証してみた」という動画。渋谷駅前に100万円超のロードバイクを放置した場合、どのくらいの時間で盗まれるかという実験を行った。

実はこの動画、出演者に対するドッキリで、盗まれたと見せかけて、フレイムの社員が自転車を持ち去るというもの。3人は鍵の掛かっていない自転車を駅前に放置し、離れたところから観察を続けていたが、30分以上経っても誰も自転車に見向きもせず。最後に編集部の男性に盗ませ、出演者が焦る様子を動画内ではイジり、最後にはネタバラシをした後、「合計1時間置いても意外にも大丈夫でした」と言いつつ、「鍵はちゃんとして駐輪場にとめましょう」と結んでいた。

しかし、この動画を見たユーザーからは批判コメントが殺到し、コメント欄が炎上状態となってしまった。

情報拡散の経緯

盗難ドッキリ動画を公開。
この内容が、SNS等で拡散。
自転車ファンから批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。

ネット上の反応

「自転車盗難ドッキリを面白いと思うセンスどうかしてる」
「企業なのに、盗まれた経験がある人を不快にさせようとしてるとしか思えない」
「盗まれた人への配慮が全くないな」
「なんの啓蒙にもなってないし見てて胸が痛い」
「最悪な企画、FRAMEってここまで落ちたか」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

問題となった動画は、低評価が高評価よりも上回っている。さらに、騒動後も掲載されているため、現在も批判コメントが多数投稿されている。
今回の検証場所の渋谷駅前は、自転車放置禁止区域となっており、編集部のモラルを問う声も多く集まっている。

参考URL

  • https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-52587/