日本原子力産業協会が開設した若者向けウェブサイトについて、名称や内容が「ふざけている」などと批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
問題となったサイトは2019年4月8日に開設。トップページには「おたく、ドコむら?」と問いかける戦国武将やコミカルな生き物などのキャラクターのイラストが描かれていた。サイト名に使われている「原子力ムラ」は、原子力産業の閉鎖性を批判する言葉として使われる。
協会は「原子力ムラという言葉にいいイメージを持たせたかった」と釈明したが、Twitterには「開き直った。国民をバカにしたようなものいい」などと批判投稿が数多くあった。また、「クロフネ」と題したコーナーには海外の原子力関係者が「子供たちを安全な環境で育てるために、もっともっと原発を建設すべきだ」などと原発推進を促すコメントを複数掲載。
一方、作成途中のページも多く、意味不明な「校歌」など原子力と無関係な内容も多数掲載していた。担当者によると、サイトの内容は同協会の事務局で決めていたという。
情報拡散の経緯
ウェブサイトが公開される。
SNS等でサイトの内容が拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、サイトを閉鎖した。
加害者側(炎上させた側)の情報
批判が相次いだため、同協会は2019年4月12日夕にサイトを閉鎖し、「ご不快な思いをされた皆様におわびいたします」との謝罪文をウェブサイトに掲載した。
ネット上の反応
「悪い冗談」
「こんなフザケたサイトを次世代向けに開いているのか、神経を疑います」
「どこの広告代理店が請け負ったのか」
「このバカさかげん、なんでだろうか」
「開いた口が塞がりません」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
この騒動を受けて、開設から5日目でサイトが閉鎖されたが、批判コメントは現在も投稿され続けている状態。
参考URL
- https://mainichi.jp/articles/20190412/k00/00m/040/230000c
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