メルセデスベンツの対応に批判が殺到


メルセデスベンツの対応に苦言を呈する女性の動画が、中国のネットで拡散され批判が殺到。炎上騒ぎへと発展している事例である。


メルセデスベンツの対応に批判が殺到

問題発生の経緯

現地メディア新京報や中国中央テレビによると、2019年3月27日、中国・西安のメルセデスベンツ販売店で、女性が誕生日を祝おうと購入した66万元(約1100万円)の新車を受け取った。だが、車に乗ってまもなく、エンジンオイルの補充を求める表示が出たため、不思議に思って調べたところ、エンジンからオイルが漏れ出していたことが分かったという。

女性がディーラーにこのことを告げると、店側は最初こそ同型の別の車に取り替えるとしたものの、数日後「エンジンを交換することで対応する」と態度を翻し、返金にも応じなかった。

女性は、買ったばかりの車にいきなり部品交換歴がついてしまうとして猛抗議。販売店で愛車のボンネットの上に座り込み「(販売店の)門すらでていないのにオイルが漏れたのに!どうして交換に応じてくれないの!」と泣き叫んだ。

この動画は、中国版Twitterのウェイボーで瞬く間に拡散され、騒動に関する書き込みは4月16日現在で4億回以上閲覧されている。

情報拡散の経緯

問題となった動画がネット上に投稿される。
SNS等で瞬く間に拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、声明を発表する。

ネット上の反応

中国では
「ベンツの詐欺的行為だ」
「中国の消費者を見下している」
といったコメントが多数投稿。

このニュースを読んだ日本のユーザーからは、
「冷静に自分の訴求を相手に理論建てて言える様になろうよ」
「実状は定かでないがクレーマーの恐れもありそう」
「メルセデスベンツにもの申す中国の女性くらい抗議できる日本になってほしい」
「イメージダウンは相当なもの」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

中国では、2018年「ドルチェ&ガッバーナ」のCMが「差別的だ」と炎上したことで中国の通販サイトから商品が消えてしまったこともある。
ベンツの対応にも批判が集まっていて、ブランドイメージに影響が出ないか懸念される。

参考URL

  • https://www.huffingtonpost.jp/entry/benz0416_jp_5cb52d61e4b0ffefe3b5a16d