東洋大学の学生が、竹中平蔵教授の授業に反対する看板を設置し退学勧告されたとネット上に投稿した所、大学側に批判コメントが殺到。炎上騒動へと発展した事例である。
問題発生の経緯
東洋大学で大騒動だ。同大4年の学生が東京・白山キャンパスで教壇に立つ竹中平蔵教授の授業に反対する立て看板を設置、批判ビラをまいたところ、大学側に退学を勧告されたというのだ。
当該学生が自身のFacebookで、「21日朝9時から立て看板を出し、ビラを配り始めたら、10分と経たないうちに学生課の職員がビラ配布の中止と看板の撤去を求めてきました。その後、学生課の部屋に連れていかれ、職員5、6人から約2時間半にわたって詰問されました」「職員らは学生生活ハンドブックの条項を示しながら、『大学の秩序を乱す行為』に該当するとし、退学処分をちらつかせてきました。さらに『君には表現の自由があるけど、大学のイメージを損なった責任を取れるのか』と大きな声で言われたり、『入社した会社で立場が危うくなるのでは』とドーカツされたりしました」などと一連の経緯を投稿し拡散。
大学側の対応は「やりすぎ」を超え、「卑劣」だなどと批判が殺到し、炎上騒動へと発展してしまった。
情報拡散の経緯
竹中平蔵教授を批判した学生が騒動の内容をFacebookに投稿。
この投稿が、SNS等で拡散。
大学側に対して、批判コメントが殺到。
炎上騒動へと発展。
騒動を受けて、大学側がコメントを発表した。
ネット上の反応
「これで退学はあまりに理不尽」
「そういう人が「天下り」する大学なんだとイメージが変わった」
「学生より竹中氏を追放した方がいいのでは?」
「大学のイメージを損なっているのはビラの彼ではなく竹中平蔵に授業させている大学側の方なのに」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
ネット炎上の影響だろう。東洋大は2019年1月23日、この件に関する声明を慌てて公式サイトに発表。
「無許可の立看板設置は学生生活ハンドブックに記された禁止行為だ」と指導したことは認めた上で、「一部ネット等で散見されるような当該学生に対する退学処分の事実はありません」と強調した。
参考URL
- https://news.nifty.com/article/domestic/gendai/12136-173400/
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