Ginza Sony Parkが『星の王子さま』とコラボレーションしたバオバブの苗木を販売すると発表した所、「作品冒涜」などの批判が相次ぎ、炎上騒ぎとなってしまった事例である。
問題発生の経緯
Ginza Sony Parkは“変わり続ける実験的な「公園」”をコンセプトに、2018年8月9日にオープンしたばかりの施設。その施設内にある「アヲ GINZA TOKYO」で1000個限定で販売していた商品がネット上で大きな物議を醸していました。
その商品とは、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリさんによる小説『星の王子さま』とコラボレーションしたバオバブの苗木。「アヲ GINZA TOKYO」のプロデューサーを務めたプラントハンター西畠清順さんが手掛けたもので、「(西畠さんが)セネガル共和国のバオバブ農場に足を運んだことから、仕入れへと繋がった」と説明していました。
しかし『星の王子さま』では作中、バオバブのタネが「おそろしいタネ」であると紹介されているほか、バオバブの根がはびこることにより、星が爆発するという描写もあることから、原作ファンが激怒。批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
Ginza Sony Parkがバオバブの苗木を販売すると発表。
このニュースが、SNS等で拡散。
原作ファンが激怒し、批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。
騒動を受けて、バオバブの苗木を販売終了を発表。
被害者側(炎上させられた側)の情報
こうした状況についてGinza Sony Parkは、「オンライン及びお電話にて様々なご意見を頂きました」と説明。「ソニー企業は、『星の王子さま』の長年のファンの皆様の心情を考慮させて頂き、『アヲ GINZA TOKYO』と協議を行いました結果、当該商品の販売を終了して頂くことになりましたのでお知らせいたします」と発売終了に至った経緯を語った。
ネット上の反応
「原作をどこまで冒涜すれば気がすむのだろう」
「最低のクソ企画」
「誰かが大切に思っているものが雑に扱われるのを見るのは辛い」
「原典でのバオバブの木は『ファシズム』の象徴なんで、この木を添えて売り物にする事は作品に対する冒涜でもある」
「星の王子さまを「キャラクター商品」だと思ってる」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
批判が強まるなかでハッシュタグ「#銀座ソニーパークださい」も誕生。商品の販売を許可したGinza Sony Parkの責任を問う声も上がった。
参考URL
- http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1808/12/news019.html
https://pixabay.com/
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