フィリピンのスラム街に行き、子どもに夢を与えたいと、大学生が始めたクラウドファンディングに対して批判コメントが殺到し、炎上騒ぎとなっている事例である。
問題発生の経緯
フィリピンのスラム街に行き、そこで暮らす子供たちに「夢を与えたい」というクラウドファンディングを大学生が開始した。
この資金募集は、近畿大学建築学部の学生3人が企画したもの。ある社長に建築関係の仕事に就くことが目標と話したところ、「海外に行け。中でも貧しいところがいいよ」とのアドバイスを受け、夏休みにフィリピンのマニラにあるスラム街へ行くことを決めたという。また、なぜゴミ集積場を作って火力発電をしないのかなどを学ぶことで、「夢や目標をしっかり持つことに繋げることもできると思います」としている。
クラウドファンディングで募っている資金の使い道は、3人の1週間分の旅費。目標額は、航空費15万円、陸移動費6万円、雑費4万円の合計25万円となっている。
この募集にネットでは、貧困に対する考えが浅はかだと指摘する声や、就職活動に利用しているとの声が殺到。また、25万円の旅費はアルバイトで稼ぐべきといった意見も寄せられ、炎上状態となっている。
情報拡散の経緯
大学生がクラウドファンディングを始める。
この事が、SNSや掲示板等で拡散。
その内容に批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展する。
注目を集めたことも影響し、支援が増えている。
ネット上の反応
「コイツらはっきり言って貧乏をナメてるな」
「スラム街を無意味に歩くと、撃たれるぞ! 」
「興味があるなら自分の金で行くよね普通は。」
「賛否あれど、もっとも心配なのは彼らが現地で無事に過ごして戻って来られるのか?ということ。」
結果(その後もしくは現状)
炎上状態となり注目を集めたことも影響してか、資金は目標の25万円対して15万8千円が集まっている。
炎上を知った上で支援を決めた人もおり、それでも貧困に興味を持つことは重要とエールを送っている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/14961313/
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