ワールドカップで、韓国がスウェーデンに敗れて以降、代表選手に対する度が過ぎた批判が大量に書き込まれており、炎上状態となっている事例である。
問題発生の経緯
ロシア・ワールドカップに関するニュースが世界中を駆け巡っている。
こうしたネット上での盛り上がりがワールドカップの熱気と関心をさらに高めてくれるが、その一方で心配になるのは韓国の「テックル・テロ」のことだ。
「テックル」とは、ネットニュースに読者が書き込むコメントのこと。Yahoo!ニュースでいう「ヤフコメ」のようなイメージ。
そのテックル欄に、韓国がスウェーデンに敗れて以降、代表選手に対する度が過ぎた批判が大量に書き込まれている。特に槍玉に挙げられているのは、FC東京でプレーするチャン・ヒョンスだ。
例えば、前半26分にはチャン・ヒョンスのロングパスを受けた左サイドバックのパク・チュホがハムストリングを負傷して交代。ロシアでのプレーは絶望的となったが、チャン・ヒョンスはこのときのロングパスが不正確だったとして、パク・チュホの怪我の責任を問われている。また、スウェーデン戦では、キム・ミヌのスライディングタックルによって献上したPKから決勝点を奪われたが、この失点シーンも、その直前のチャン・ヒョンスのパスミスからボールを奪われたことが原因だったと批判が殺到している。
しかも、チャン・ヒョンスを非難するテックルのなかには、目を覆いたくなるような人格攻撃も多数投稿されており、炎上状態となっている。
情報拡散の経緯
韓国がスウェーデンに敗れた。
それ以降、代表選手に対する批判コメントが殺到。
ネット上で、炎上騒ぎへと発展。
この騒動を受けて、SNSアカウントを非公開にする選手も。
現在も、批判コメントが多数投稿され続けている。
被害者側(炎上させられた側)の情報
こうしたテックルをチャン・ヒョンス自身も目にし、チャン・ヒョンスは自身のSNSアカウントを非公開にした。
代表チームの広報関係者によると、「チャン・ヒョンスがあまりに多くの批判を受けて、とてもつらそうにしている」というのだから深刻だ。
ネット上の反応
この記事を読んだ日本ユーザーからは、
「度を越しての批判は何も産まないただの暴力」
「こういうのが文化になるのもどうかしてる」
「W杯終わったらすぐ東京戻っておいで」
「なんの為にサッカー応援してるんだろね?標的見つけて叩きたいだけじゃないのー?」
などといったコメントが多数投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
これまでも韓国ではスポーツ選手への悪質なテックルが問題になってきた。
スピードスケート女子パシュートの準々決勝で、チームメイトを置き去りにしたとされたキム・ボルムに対するバッシングがヒートアップ。
彼女は開幕前にはネットで話題になっていた自身のSNSアカンウトを閉鎖するだけではなく、精神治療のために入院するまで追い込まれてしまった。
参考URL
- https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20180623-00086846/
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