電車事故に遭った女性を背景に自撮り 男性に非難殺到


イタリア北部で、電車事故に遭った女性を背景に自撮りをした男の姿がネット上に公開され、非難殺到している事例である。



問題発生の経緯

2018年5月26日、イタリア北部ミラノ近郊のピアチェンツァで、ニュースジャーナリストのジョルジオ・ランブリさんが衝撃的な写真を撮影した。

それは駅のプラットフォームで、ひとりの男が事故現場を背景にVサインを出して自撮りをしている姿だった。男の背後には、電車事故に遭い線路と線路の間に横たわっている女性と彼女を取り囲む救助隊らがいた。

地元メディアでは、この女性がどのようにして事故の被害に遭ったのかは明らかにされていないが、偶然この不慮の事故に遭い、片脚を切断しなければならない事態となってしまったようだ。そんな被害者を救助している最中に、プラットフォームから男が不謹慎にも自撮りをしたのである。ジョルジオさんは2018年6月2日にピアチェンツァの新聞『Liberta(リベルタ)』に「思いもよらぬ野蛮な行為は、悲劇を目の前にした自撮りである」という見出しでこの写真を掲載した。

また自身のFacebookにも「我々は倫理観というものを完全に失ってしまったのか」と男の行為を痛烈に批判した。
この自撮り男の写真はイタリアメディアのトップニュースを飾り、ラジオ局でも取り上げられ、ソーシャルメディアでも拡散した。

情報拡散の経緯

地元ジャーナリストが電車事故を撮影。
事故に遭った女性を背景に自撮りする姿。
この写真が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展している。

ネット上の反応

このニュースを読んだ日本ユーザーからは
「倫理に悖る行為は逮捕に値する、その判断は日本でも必要かも」
「SNSは全人類を愚かにしたようだ」
「人の不幸で商売するマスゴミはどーなのさ?」
「自分さえ良ければ、SNSで目立てば、他人はどうでもええと」
「Twitterのお前らもやってるじゃん」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

後に警察はこの男の身元を特定し逮捕、撮影した事故写真を削除させている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14830368/