愛知県警が作成した痴漢撲滅ポスターに記載されている文言に対して、批判が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
愛知県警は、痴漢撲滅キャンペーン用にポスターを500部作製した。
ポスターは右側に男性のイラストが描かれ、中央に「あの人、逮捕されたらしいよ。」との見出しがある。左側には、女性2人が無料通信アプリでやり取りする形で「性犯罪者じゃん」「仕事もクビになるよね~」「一生関わりたくない」などと書かれている。
2018年6月1日から愛知県内のJR、私鉄、地下鉄の駅などに掲示された。その後、インターネット上で「逮捕=犯罪者扱いするのは一線越えすぎじゃない?」などの指摘が相次ぎ、炎上騒ぎへと発展してしまった。
情報拡散の経緯
痴漢撲滅ポスターが駅に掲示される。
そのポスターに記載されている文言が話題に。
Twitterや掲示板等で拡散。
指摘の声が相次ぎ、炎上。
騒動を受けて、ポスターをすべて撤去すると発表。
被害者側(炎上させられた側)の情報
ポスターは県警鉄道警察隊が広告会社にコンセプトを伝えて作製依頼した。デザイン料と印刷料は計約9万円。
後藤雅至隊長は「痴漢は犯罪との認識を持ってもらい、犯行を思いとどまらせたいとの意図があった。無罪推定の原則は承知しており適正な捜査をしている」と説明した。
ネット上の反応
「ここまで酷いポスターを出した愛知県警の見識には驚く」
「全額自腹で弁済しろよ。税金使うなよ」
「やりすぎかなと思う」
「炎上目的のポスター。撤去前提。手が込んでます。」
「普通のポスターで良いのではないでしょうか…」
などといったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
県警にも2018年6月5日までにポスターについて55件の電話があり、多くが同様の批判的な意見だった。
2009年から痴漢撲滅キャンペーンを開始しており、2018年は6月6日から1カ月間行うが新たなポスターは作製しない。
参考URL
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00000065-mai-soci
- https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180605-00010010-huffpost-soci
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