生理を遅らせるために「風邪薬を飲む」という記事に批判殺到


マイナビウーマンが、ピルを飲まずに生理を遅らせる方法として「風邪薬を飲む」などと記載。その後、「誤解を招く表現」があったとし記事を取り下げる事になった事例である。



問題発生の経緯

マイナビウーマン2018年3月29日、同サイトの「えいっ! ピルを飲まずに生理日を遅らせる6つの裏ワザ」の記事を削除したと発表した。

記事は2016年11月に掲載されたもので、22~34歳の女性115人を対象にしたアンケートを元に、ピルを飲まずに生理日を遅らせる方法として、「ストレスをためる」「ダイエットをする」「体調を崩す」「食事のバランスを崩す」「豆乳を飲む」「風邪薬を飲む」の6つを紹介。記事のまとめには「くれぐれも無茶なことはし過ぎないようしましょう」と記載していたが、風邪でないのに風邪薬を飲んだり、極端なダイエットを「生理を遅らせる裏ワザ」として紹介しておきながら、読者にそんな注意を促すのは道理が通らないだろう。

ブロガーのイケダハヤトさんも2018年3月29日のブログでこの記事を取り上げ、「第二のWELQになる予感」と言及したことで、この記事が拡散され、ネット上には批判コメントが多数投稿されている。

情報拡散の経緯

生理を遅らせるために「風邪薬を飲む」という記事が投稿。
ブロガーがこの記事を取り上げ拡散。
批判コメントがネット上に多数投稿される。
その後、同サイトは記事が削除。
ホームページ上に謝罪文が掲載される。

被害者側(炎上させられた側)の情報

マイナビウーマン編集部では今回の騒動について「本件を重く受け止め、他の記事についても不適切な内容がないかの確認を併せて進めます」と発表している。

ネット上の反応

「これアカンやつ。あんなことあったのに学習しないな日本企業」
「評価の高い公式サイトのドメインでキュレーション記事ぶち込む流れが増えそう。」
「流石にまずいと思ったのか記事消えとる」
「これでまたgoogleの検索アルゴリズム変わる。」
「医薬品に関する記事は専門家監修の下で行うべき」
などといったコメントが多数投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

当該記事は編集プロダクションの「ファナティック」が作成。マイナビウーマンでは2017年1月にも、「意味わかんない!『社会人としてありえない』有休取得理由7つ!」という記事を掲載し、「有休の理由なんてなんでもいいだろ」と批判を浴びて削除していたが、この有休記事もファナティックが制作したものだった。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14504005/