毎日新聞のTwitterに批判が殺到し投稿を謝罪


毎日新聞の公式Twitterが、加計学園へ応募多数に「これでいいのか」と投稿し批判が殺到。炎上騒ぎへと発展してしまい、謝罪することになった事例である。



問題発生の経緯

毎日新聞は2018年1月31日、自社の公式Twitterで「誤解を招く表現」の投稿をしたと謝罪し、該当のツイートを削除した。

毎日新聞は、2018年1月30日配信記事「獣医学部、一般入試に1000人超応募」で、学校法人「加計(かけ)学園」が同年4月に開学する岡山理科大獣医学部への志願者数を報じた。同学園の公式サイトで計3方式の志願者数が明らかになったとし、一般入試2方式は816人(定員38人)、センター試験利用は228人(同12人)だと説明。その上で、競争率はそれぞれ21.5倍、19倍になっていると伝えた。

同社の統合デジタル取材センターの公式Twitterは2018年1月30日、この記事を引用したツイートに「これでいいのか」と投稿。Twitterの返信やネット掲示板などでは、批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展してしまった。

情報拡散の経緯

加計学園への志願者数が明らかになった。
この記事を引用して、毎日新聞の公式Twitterが「これでいいのか」と投稿。
この投稿が、Twitterや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し炎上。
この騒動を受けて、謝罪をし問題の投稿を削除した。

加害者側(炎上させた側)の情報

同社の社長室広報担当者は。
「投稿したのは統合デジタル取材センターの記者です。受験生を傷つける意図はまったくありませんでしたが、誤解を受ける表現であり、お詫びします」と回答。その上で、「昨晩投稿したこの記事に関するツイートは削除し、お詫びと削除を伝えるツイートを掲載しました」と明かした。

ネット上の反応

「報道機関は事実を客観的に報道するべきではないのでしょうか」
「受験生が何か悪いことをしましたか?」
「『これでいいのか』とはどういう意図なのか説明してください」
「もし『これでは良くない』という事実があるのなら、取材してそれを報じればいい」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

統合デジタル取材センターのTwitterにも同様のお詫び文が掲載されたが、その投稿に対して「お詫びと言うより炎上で削除した感じ。都合の悪い事は消すという見事な報道姿勢です」などのコメントが投稿されている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/14235824/