投げ銭サービス「Osushi」、不備で炎上


Web上で他のユーザーに100円単位で寄付金を送れる“投げ銭サービス”『Osushi』がリリースされたが、その直後から運営面などに批判が集中。炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

ベンチャー企業のウォンタは2018年2月1日午後2時ごろ、Web上で他のユーザーに100円単位で寄付金を送れる“投げ銭サービス”『Osushi』をリリースした。

寄付金を「お寿司」、無料のメッセージを「お茶」、それに対する返信を「玉子」と呼び替えている点が注目を集め、2018年1月上旬に先行登録の受け付けを始めた時点からネット上で話題となっていた。寄付金が1000円が集まるたびに銀行口座に自動で振り込まれる仕組み。無料でのメッセージのやりとりも可能。決済はクレジットカードのみ対応する。ウォンタ側は1回の寄付ごとに寄付金の10%を得るほか、たまった寄付金を銀行口座に振り込むたびに200円の手数料を得るとしていた。

しかし、リリース直後から、ユーザーからは「同意なしにクレジットカード情報が記憶される」「クレジットカード情報が削除できない」「既に使われているユーザーIDと同じものを設定できる」「退会フォームがない」といった指摘が殺到。Twitter上では批判する投稿が相次ぐ炎上状態となっている。

情報拡散の経緯

投げ銭サービス「Osushi」がリリース。
その直後から、ユーザーから不備を指摘される。
この話題が、Twitterや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展してしまう。
この騒動を受けて、サービスを一時休止する事態に発展。

加害者側(炎上させた側)の情報

ウォンタは指摘に対し「退会のリンクは近日中に用意します。クレジットカードに関しては、現在新しいカードで上書きするしか方法がありません。こちらも近日中に対応します」などと返答していたが、公開7時間後に「いったんメンテナンスモードに入る」と発表し、サービスを一時休止する事態に発展した。

ネット上の反応

「変な商売もあるもんだ」
「経営元や運営者の資質の見極めは大事」
「サービス提供前に顧問弁護士に相談とかしなかったのかな」
「寄付金から手数料引かれるって違和感あるなぁ」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

Twitter上では批判する投稿が相次ぐ炎上状態となり、同日夜には「Osushi」がTwitterのトレンドに入った。

参考URL

  • http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/01/news163.html