飲食店をネットで中傷→閉店させた乾浩人市議の書き込みが話題に


石川県加賀市の乾浩人市議がネット上で市内の飲食店を中傷する投稿をしたとして、名誉棄損の罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けた。というニュースが報道され、その書き込み内容に対して批判が殺到している事例である。



問題発生の経緯

乾市議は2017年5月、投稿サイトの掲示板に店名を明らかにして「この店だけは行ってはいけない、ゴキブリ店主がゴキブリ入りの料理を出す店。消費期限切れを提供。
客の料理にツバを入れる。店主は酔っ払いでトイレを出ても手を洗わず料理を作る」など約10件投稿した。

誹謗中傷を受けた店舗は、2017年8月末に閉店。乾市議の誹謗中傷が原因で売り上げが落ち閉店を余儀なくされたと主張し、男性が大聖寺署に刑事告訴。
2017年11月22日付で小松区検が名誉毀損罪で略式起訴、小松簡裁が罰金30万円の略式命令がだされた。

一連の騒動をメディアが報じた所、乾市議に対して批判コメントが殺到。炎上騒ぎへと発展している。

情報拡散の経緯

乾市議がネット上に飲食店を中傷するコメントを投稿。
その後、この飲食店は閉店する。
飲食店の店主が、この中傷が原因と刑事告訴。
罰金30万円の略式命令がだされた。
この騒動を、メディアが報道。
SNSや掲示板等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展している。

加害者側(炎上させた側)の情報

謝罪会見で乾市議は「聞いた情報を相手の方に確認せずに軽はずみに書き込んだ。私的なトラブルがあった」と語ったが、店主とは深い知り合いではないという。
報告が遅れた理由について「選挙期間中は迷惑をかける。タイミングをはかりながら」とコメントしている。

ネット上の反応

「店を閉店に追い込んで、罰金30万ですむなんて甘すぎ」
「これで辞職させれないって日本に正義はないのか?」
「ネットの書き込みだけで潰れるってどんだけ影響力あるのよ」
「47やのに大学生のノリで生きてたんやろな」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

加賀市議会は2017年12月6日、議員協議会で今後の対応を話し合う。
林直史議長は「本人から報告がなかったのは大変情けない。非常に厳しい処分を求める意見がある」と話した。

参考URL

  • https://matome.naver.jp/odai/2151253016322159701?&page=1
  • http://www.sankei.com/west/news/171204/wst1712040075-n1.html