ダルビッシュの“旭日旗パンツ”が韓国で炎上


韓国で、ダルビッシュ有投手が旭日旗デザインのパンツを着用している写真がネット上に投稿され、批判が殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

ワールドシリーズが2017年11月1日に終了し、契約満了によりドジャースからフリーエージェントとなったダルビッシュ有。日本が誇る右腕の移籍先に関心が集まっているが、お隣・韓国では、違う角度からダルビッシュに視線が集中している。
話題の中心となっているのは、ダルビッシュの下着だ。最近、韓国のネット掲示板に、旭日旗デザインのパンツを着用している写真が掲載されたのである。

写真はレンジャーズ在籍時に撮影されたものだが、これについて韓国メディアは、「ダルビッシュ、旭日旗ファッション騒動“これでいいのか”」「ダルビッシュ、旭日旗ロゴが印刷された下着姿が見つかる? 歴史観騒動」「ダルビッシュ、旭日旗ファッションが波紋“眉をひそめてしまう”」などと報じている。

そもそもダルビッシュは、韓国でも知名度が高い。
投手としての評価ばかりか、人間性にも好感を持たれていた。例えば2012年5月には、Twitter上で韓国料理を食べたことを伝えたダルビッシュに、プロフィール欄に「35歳」と記していたフォロワーが、「汚い韓国料理なんか食べているから成績が上がらないのだろう、反省しろ」と絡んできたことがあった。これに対しダルビッシュは、「35歳にもなるんだから、いい加減大人になりましー」(原文ママ)と返したのだが、一連のやりとりは韓国でも報道され、「痛快な対応だった」などと称賛が送られていた。

それだけに韓国のファンたちは、今回の“旭日旗パンツ”写真を見て、落胆を隠せない様子だ。

情報拡散の経緯

ダルビッシュ有投手が旭日旗デザインのパンツを着用。
この写真が、韓国の掲示板に投稿される。
この投稿が、SNS等で拡散。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

「SNSでの嫌韓民への対応を見て好きだったけど、これを見て大嫌いになった」
「日本のやつらは旭日旗が何なのかすらわかっていないんだろうな」
「旭日旗ではなく、戦犯旗と呼ぶべきもの」
「韓国なんて眼中にないんだろう」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

韓国は、これまでも旭日旗に過剰ともいえるほど敏感に反応してきた。最近も釜山市にある小学校の校章が旭日旗に似ているとして開校100年で変更。
バーガーキングが韓国で発売したズワイガニワッパーの包装紙が「旭日旗を連想させる」というクレームも起こっていた。

参考URL

  • http://news.nicovideo.jp/watch/nw3055338