「避難呼びかけず逃げた」大物カントリー歌手が炎上中


ラスベガスで発生した銃乱射事件で、ステージにいた有名カントリー歌手が、一目散に逃げだしたと報道され非難が殺到。SNS上には擁護する声も多数あり、ネット上で炎上状態になっている事例である。



問題発生の経緯

米西部ラスベガスで2017年10月1日に発生した同国史上最悪の銃乱射事件。標的となった会場のステージにいた有名カントリー歌手、ジェイソン・アルディーンが、観客に避難を呼びかけることもなく一目散に逃げだしたとして「臆病者」と非難を浴びている。

卑劣な犯人の標的となったのは、カントリーミュージックのイベント『ルート91 ハーベスト フェスティバル』。

「彼は逃げた。ステージ上から逃げたの」米テレビFOXニュースのインタビューに観客の1人はこう話した。彼とはアルディーンのことだ。同テレビによると、SNS上には「言葉にもならない。ファンたちに『逃げろ』とも『伏せろ』とも言わず、臆病者のように逃げた」「ファンたちに警告もせず、ステージ上から逃げ出したことに我慢がならない」と非難の言葉がつづられているという。

こうした声に対し、共演者のジェイク・オーエンは「スタッフの誰かから『ステージを降りて走れ』と言われるまで銃撃に気づかなかったのではないか」とかばう。
実は、バックステージには妊娠中の妻、ブリトニー・アルディーンさんが待機していた。こうした事情を知る人々からは擁護の声があふれる。

ネット上には擁護する声も多数あり、ちょっとした炎上状態になっている。

情報拡散の経緯

ラスベガスで発生した銃乱射事件。
ステージにいた歌手が「避難呼びかけず逃げた」と報道。
この事がSNSや掲示板等で拡散。
批判コメントや擁護コメントが投稿。
ネット上で炎上状態に。

被害者側(炎上させられた側)の情報

世界的注目を浴びることになった当のアルディーンは、Instagramに「ラスベガスに祈りを」とメッセージを入れた写真を投稿。
「あの日の夜、俺たちは民主党でも共和党でもなく、白人でも黒人でも、男でも女でもなかった。みんな人間で、米国人だ。今こそ一つになって立ち上がるときだ」と団結を訴えた。

ネット上の反応

このニュースを見た日本ユーザーは、
「これを非難されちゃあ可哀そうだよ」
「まあ普通逃げるよね」
「危険だったのは客も彼も一緒なのだから、彼を非難するなんて全くのお門違い」
「向こうの文化ってこういうのにもうすこし寛大かと思ったけど」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

2017年10月7日には米人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』に出演し、先に亡くなったロック歌手、トム・ペティの「I Won’t Back Down(私は逃げない)」を披露し、犠牲者を追悼した。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/13760042/