チェルシーの選手が中国でSNS炎上


中国遠征でチェルシーのケネディが自身のSNSに「中国はクソだな」といった言葉を投稿し、批判が殺到。炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

チェルシーが中国遠征を行い、現地では2017年7月22日にアーセナルとのプレシーズンマッチを行った。この試合を終え、現在チェルシーはシンガポールへ移動している。
しかし、この中国遠征でチェルシーのブラジル人アタッカー、ケネディの行為が思わぬ騒動に発展している。

ケネディは中国滞在時に撮影した画像を自身のSNSに投稿。その内容は警備員が寝ている画像や、「中国はクソだな」といった下品な言葉を添えた内容のメッセージだった。
後日、ケネディ本人が投稿を削除したうえで謝罪のメッセージを発信。また、この事態を重く見たチェルシーも公式メディアを通して「この度、中国の皆さまを不快にさせてしまい、我々チェルシーは誠実に謝罪します」との声明を発表する運びとなった。

その一方で、中国共産党の機関紙である『人民日報』は、「他人を侮辱する口は開くべきではない。他の人を尊敬する気持ちがなければ、あなた自身が尊敬されることはないだろう。中国人はこのようなゲストを歓迎しないし、将来的に“無礼なゲスト”と見られるだろう」と伝えている。

情報拡散の経緯

チェルシーの選手がSNSに、中国に対して下品な言葉を添えた写真を投稿。
この投稿が、SNSや掲示板等で拡散し批判が殺到。
騒動を受けて、問題の投稿を削除し謝罪。
中国メディアは批判を強めている。

ネット上の反応

このニュースを見た日本ユーザーは、
「SNSの講習会を開かないといけないほど何をしたらトラブルになるかわからないものかね」
「ただただ正直に見たままのSNSに掲載しただけの事」
「ほんとは行きたくないと思ってる選手はどれくらいいるかな?」
「行きたくないから こーなりたくて言ったんだろうな」
などといったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

今回の騒動を受けて、一部ヨーロッパメディアは「チェルシーは今後中国で出入り禁止になるのではないか」と報道。
イギリス外務省は「チェルシーが中国に入国できなくなる可能性はまずないだろうが、今後は監視が厳しくなるだろう」との見解を示しているという。

参考URL

  • https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000015-goal-socc